akagi殿でしたか。
投稿者: Roadster_Z 投稿日時: 2001/10/16 18:18 投稿番号: [12615 / 60270]
>台湾人監督の作った映画「悲情城市」や「多桑」などによる日本人の描写ではかならずしもそうではないね。
昨日にも書きましたが、私自身は台湾についてはそれほど知らず、酒井亨氏のフィールドワークによる台湾研究のまた聞きですから、akagiさんの異論に対して詳しく説明することはできませんが、酒井氏の著書をまず目を通すことをお勧めします。
どうしても確認する必要があれば酒井氏にメールで問い合わせてみることは不可能ではありませんので質問状をroadster_z@yahoo.co.jpに送っていただければ転送致します。
「悲情城市」は知りませんでしたが、「多桑」については聞いたことがあります。
トーサンのような日本教育世代のお年寄りがいらっしゃることは勿論私も知っていますが、やはりそれだけでは無いようですね。
朝鮮と比べると過酷な植民地支配であったことは確かですから。
しかし台湾人にとって日本という国家は彼らの歴史上初めての近代国家で、いわばひよこが最初に見た動くものを自分の親と思うような刷り込みがあったようです。
一方朝鮮は曲がりなりにも朝鮮朝という朝鮮人の国家があったわけですから、日本は外来であることをより強く感じたでしょう。
トーサンたちは日本の教育もあり、自分たちも日本人だと思うわけですが、やはり台湾本島人として内地の日本人とは平等ではなかったわけですから、反発があったそうです。
もっとも朝鮮と違うところは日本の支配自体に反発というよりも、内外地人の平等を要求するものが多かったそうですけど。
>日本と台湾のスポーツの試合では日本を応援し,子供たちからは,奸漢とよばれている。
これはトーサンたちにとっては日本対台湾ではなく、日本対中華民国(=中国国民党)と捉えているのかも知れませんね。
>こういう台湾人の気持ちは国民党への面当てで好日になったとは思えないけど。
それではこう言い換えましょうか。
台湾人の親日は国民党への面当てだけではないが、無条件に慕っているわけではない。
akagiさんは「台湾人も本当は日本人を嫌っていた」と言う面に反発を感じておられるのかも知れませんが、私が言いたいのは台湾の親日が無邪気に喜んで良いものではなく、複雑な歴史によるものだということです。
私たち日本人はかつて台湾人を継子扱いしたことを心に留めて、はじめて親日の台湾を語るべきだと思います。
ついでに言えばトーサン世代を始めとする台湾人のこれほどいじらしいまでの日本に対する思いに戦後日本は答えてきたかということも考えるべきだと思いますね。
これは メッセージ 12529 (mkan2253 さん)への返信です.
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