> shinkuuboakagi555さん
投稿者: shinkuuboakagi555 投稿日時: 2001/10/13 21:10 投稿番号: [12221 / 60270]
>インドネシア人特に知識人はオランダの植民地支配についてはどう捉えているのでしょうか。
韓国人の日本支配に対して考えと比較してのご説明があると幸いですが。
まず日本との関係ですが。日本軍政を知っている世代と知らない世代ではかなり違いがありますね。
軍政を知っている世代の知識人というと戦中の日本軍と関係のあった人たちがほとんどですね。スカルノや学者出身のハッタ元副大統領や。それに加えて,スハルトももともと日本軍の作った郷土防衛隊の出身ですから。というよりも、インドネシア軍全体が日本軍の後身みたいなものですから。 この中で日本を悪く言う人はほとんど居ません。
スカルノの日本びいきは有名ですが,これについて深田裕介は、かれと天皇の戦時中の会見に言及しています。 天皇が自分の所まで歩み寄って握手してくれたことが終生わすられなかったようです。
スハルトも自分を鍛えてくれた元日本軍将校を日本訪問の折に尋ねて、あのときの猛訓練のおかげでオランダ軍と戦えたというようなことを言ってます。
若い世代では学校で習う程度の知識しかない人が多いみたいです。 高校の歴史の教科書でも独立宣言が日本海軍提督前田精(ただし)の家で起草されたということなどは書いています。
インドネシア人のオランダに対する感情ですが、日常的に(つまり韓国が日本に対するように)、恨みつらみを言うことはほとんどありません。 私はこれは、オランダがインドネシア独立後インドネシアからほとんど駆逐されたからだと思います。つまり,日ごろ接触がないのだから恨みをいう機会も少ないということでしょう。 政治的にも、経済的にも。経済の影響は日本が圧倒的。
それに,1965年のG30Sなどの国内的混乱もあり、過去から目をそらされたという面もあると思います。
だから,一般民衆、知識人の間でオランダが話題になること自体があまりありません。
島田荘司という作家がインドネシアの上流家庭では今でもオランダ語を家庭内で使っているなどと書いていましたが,これはまったくの嘘っぱちです。 もはやオランダは過去のこととしての記憶しかないようです。 これは一般大衆、知識人を問いません。
ただし,現在と関係ができると、やはり過去はよみがえるみたいで,スハルト在任中、オランダの外相がインドネシアにやってきて,「インドネシアは人権を尊重しろ」などといったときに、スハルトが怒って,「そんなえらそうなこといえるのか,オランダが過去インドネシアに対して行ってきたことを忘れるな」と恫喝したら,外相は何もいえなかったという話があります。
宗主国としての影響力はまったくありません。 オランダに関心を持つ人もほとんど居ないようです。
ただし少数の研究者が、オランダが植民地時代に収奪した富の計算などをしているようです。
過去にとらわれても仕方がないという南方特有の気質もかなり影響があると思いますが。
韓国との関係で言うと、350年にわたり数百万人を殺され,収奪に次ぐ収奪を受けたインドネシア人がオランダ人に恨みつらみを言わないのは
あまりにも極端な対照ですね。
韓国人の日本支配に対して考えと比較してのご説明があると幸いですが。
まず日本との関係ですが。日本軍政を知っている世代と知らない世代ではかなり違いがありますね。
軍政を知っている世代の知識人というと戦中の日本軍と関係のあった人たちがほとんどですね。スカルノや学者出身のハッタ元副大統領や。それに加えて,スハルトももともと日本軍の作った郷土防衛隊の出身ですから。というよりも、インドネシア軍全体が日本軍の後身みたいなものですから。 この中で日本を悪く言う人はほとんど居ません。
スカルノの日本びいきは有名ですが,これについて深田裕介は、かれと天皇の戦時中の会見に言及しています。 天皇が自分の所まで歩み寄って握手してくれたことが終生わすられなかったようです。
スハルトも自分を鍛えてくれた元日本軍将校を日本訪問の折に尋ねて、あのときの猛訓練のおかげでオランダ軍と戦えたというようなことを言ってます。
若い世代では学校で習う程度の知識しかない人が多いみたいです。 高校の歴史の教科書でも独立宣言が日本海軍提督前田精(ただし)の家で起草されたということなどは書いています。
インドネシア人のオランダに対する感情ですが、日常的に(つまり韓国が日本に対するように)、恨みつらみを言うことはほとんどありません。 私はこれは、オランダがインドネシア独立後インドネシアからほとんど駆逐されたからだと思います。つまり,日ごろ接触がないのだから恨みをいう機会も少ないということでしょう。 政治的にも、経済的にも。経済の影響は日本が圧倒的。
それに,1965年のG30Sなどの国内的混乱もあり、過去から目をそらされたという面もあると思います。
だから,一般民衆、知識人の間でオランダが話題になること自体があまりありません。
島田荘司という作家がインドネシアの上流家庭では今でもオランダ語を家庭内で使っているなどと書いていましたが,これはまったくの嘘っぱちです。 もはやオランダは過去のこととしての記憶しかないようです。 これは一般大衆、知識人を問いません。
ただし,現在と関係ができると、やはり過去はよみがえるみたいで,スハルト在任中、オランダの外相がインドネシアにやってきて,「インドネシアは人権を尊重しろ」などといったときに、スハルトが怒って,「そんなえらそうなこといえるのか,オランダが過去インドネシアに対して行ってきたことを忘れるな」と恫喝したら,外相は何もいえなかったという話があります。
宗主国としての影響力はまったくありません。 オランダに関心を持つ人もほとんど居ないようです。
ただし少数の研究者が、オランダが植民地時代に収奪した富の計算などをしているようです。
過去にとらわれても仕方がないという南方特有の気質もかなり影響があると思いますが。
韓国との関係で言うと、350年にわたり数百万人を殺され,収奪に次ぐ収奪を受けたインドネシア人がオランダ人に恨みつらみを言わないのは
あまりにも極端な対照ですね。
これは メッセージ 12207 (Roadster_Z さん)への返信です.