>>: Kmechanさんへ
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2001/10/10 07:53 投稿番号: [11881 / 60270]
>困窮していた上に、更に金貸しにだまされたら、更にひどい状態になるでしょう。
そりゃそうでしょうが、もともとの困窮の原因は社会システムそれ自体です。荘園領主に支配されている農奴の生活は純粋な奴隷とほとんど一緒。
また、マクロの視点から見たら「悪徳金貸しにだまされた」等の話はanecdotesという以上の意味はないです。
気の毒だとは思いますけどね。
>庶民の生活は開国により、そんなに大きな影響はうけなかったと思いますが。
その結果朝鮮のようには困窮しなかったのです。
日本もインフレはすさまじかったはずですよ。
で、この日韓の違いの主要な原因がが金貸しの跳梁跋扈にあるのではなく経済システムの成熟度の差にある、と申し上げているつもりです。
朝鮮の旧社会は産業革命以降の経済・社会システムとの間に連続性を見出せるものではありません。
(誤解されると困るのですが、これは良し悪しとは無関係な話です)
>当時朝鮮は開化派の力は弱く、守旧派の方がはるかに強い
これは通常どこでもそうです。
明確に、改革派>守旧派となるのは革命のときくらいじゃないですか?
当時守旧派>改革派という状況が固定的であった原因は、institutional economicsの観点から見れば、朝鮮の社会システム(主に統治システム)そのものにあります。土地支配権を持った支配者たちのシステムを打倒するのは簡単なことではないですよ。
(日本の武士たちは法的には単なる地頭)
さらに、経済の近代化のためには、商業資本の充分な発展が不可欠。
交易条件の悪化(主力輸出品である米が一方的に移出したのはこのせいですね)は、近代化が滞ったことの原因と言うよりは結果ではないかな?と思います。
最近書きこみが長すぎるんで、次から少し控えます。
これは メッセージ 11873 (Kmechan さん)への返信です.
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