米テロ演説,日本言論の嫉妬
投稿者: amethys5 投稿日時: 2001/09/24 18:30 投稿番号: [10602 / 60270]
毎日新聞2001年9月23日東京朝刊から
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富士山は22日、初冠雪。季節は確実に動いているのに、人の世は先が見えにく
い。前日、富士を背に、米空母「キティホーク」が浦賀水道を出ていった。後方
に海上自衛隊の護衛艦が続いた。星条旗と日の丸が並んだ。
米国のアーミテージ国務副長官が、柳井俊二駐米大使を通じて日本に「ショー・
ザ・フラッグ(国旗を見せる)」を求めてから、わずか1週間だ。小泉純一郎首
相は、自衛艦派遣など対米支援7項目をどたばた決めて、赤坂の米国大使館に報
告に飛び込んだ。
5月、田中真紀子外相が来日した副長官と会うのを拒み、後で「パニクッてい
た」と釈明した。こんどは小泉首相がパニックか、と心配だ。迅速と拙速は別だ。
日米の国旗は並んだが、与党内でも論議は尽くされていない。臨時国会では集団
的自衛権をめぐる憲法論議が待っている。
それなのに、である。ブッシュ大統領が反テロ演説で世界の支援に感謝した中
に、日本はなかった。アジア太平洋地域では、韓国の子供たちの祈りとオースト
ラリア市民の黙祷(もくとう)だった。言いたくないが、やれやれまたか、だ。
豪軍は、米軍支援行動に参加を表明しているが、韓国が決めたのは、テロ防止
法の制定という地味なものだ。米韓安保は、日米安保と違い、集団的自衛権の制
約はない。しかし韓国で浮上している軍艦派遣の名目は、原油を運ぶシーレーン
の安全確保で、しかも「慎重に検討中」だ。
反日で固まった韓国のマスコミの矛先は、また日本だ。「テロ受益国の日本」
(中央日報)などと、テロ対策に便乗して、周辺国の憂慮する軍拡をやる戦略だ
ろうと警戒している。小泉首相の対米支援策が、拙速ではなく、本当に戦略的に
練られたものなら、それはそれで頼もしいのだけれど。
これは メッセージ 1 (you_beaut さん)への返信です.
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