Re: 韓国における日本語
投稿者: ahirutousagi2 投稿日時: 2011/01/23 19:35 投稿番号: [6368 / 6952]
併合時代は基本的に同化政策を推進した時期ですから、制度的に、いろいろな締め付けがあったのは確かです。各種朝鮮語新聞の廃刊措置、集会取締令などさまざまな形でそれはなされました。
同化政策は日本人化を志向したものですから、それを前提とした政策が推進されたことは疑う余地はないかと思います。そこで登場したのが朝鮮教育令だったわけです。そこでは日本語の普及と帝国臣民の品性がうたわれています。
この結果、朝鮮語と漢文の授業は制限され、日本関係および修練の授業が重きを置かれるようになるという経緯がありました。
一方、それをもってして「日本語の使用を強制した」というのはいささか疑問です。第3次教育令あたりまでは朝鮮語の授業もあり、また、日常生活で日本語が徹底されていたわけではないことは、1940年代に至っても日本語の識字率が数%程度(資料によって数字がまちまちです)にしか満たなかったことにもうかがえるかと思います。
個人的には国語の普及に努力はされていましたが、「強制」というレベルではなかったものと想像します。強制であれば、それに生活が拘束されるわけですが、それ(言語としての拘束)はなかったと思われるからです。学校教育の現場ではさまざまなエピソードはあったかもしれませんが、それは本質ではないものと思います。
あわせて、学校教育の場で、朝鮮語(時間数は制限されていましたが)と日本語がともに必須科目として扱われていたことも念頭におくべきでしょう。普通学校の爆発的な増加にも目をやるべきです。そのあたりのバランスを理解してはじめて併合時代の情況が理解できるのではないかと思います。
これは メッセージ 6362 (nakkun2jp さん)への返信です.
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