日韓歴史論争

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Re: 安重根「獄中の硯」発見 その1

投稿者: kohshien21c 投稿日時: 2008/06/09 12:33 投稿番号: [4580 / 6952]
>伊藤博文が日韓併合に反対したのは財政的に日本が朝鮮を統治することに
不安があったので反対したのです。

財政的な問題だけではありません。

あらゆる面で遅れた国を統治、発展させるには物凄いエネルギーが必要です。
発展途上にある現在のアフリカ諸国をどうすればよいか考えて下さい。

明治期の欧米はアジアの植民地化を政策にした帝国主義時代。日本は、近代化を図り国内を充実させないと欧米に植民地化される可能性があり、必死で国力を増大させる努力をしていた。そのエネルギーを朝鮮に裂かなければならず、時間もかかり、日本にはそんな余裕は無いとの考です。

当時の朝鮮は、現在発展途上のアフリカ諸国と同じレベルです。国が発展するために絶対必要なことは

1.教育が国民全体になされていること
2.経済・社会インフラが整備されていること

どちらか一つかけてもダメです。二つがセットで必要です。

この二大要素が完璧に欠落していたのが、当時の朝鮮。そこでの教育は書堂で極一部の子弟に漢文を覚えさせ、字を書く程度で、近代教育はまったくなされておらず、中国の科挙の制度を真似したもので、科学的知識がなかった。

経済発展に必要な、電力、道路、橋、港湾の整備、鉄道、上下水道、近代的医療、銀行、郵便、通信システムなどが無いに等しく、それらを造る資金が無かった。

勿論、農業も前近代的で生産性が低く国民が飢餓状態に陥ることが多かった。貨幣制度が発達しておらず、商業資本の蓄積もなかったから国家を工業化するための工業資本の蓄積も無かった。

2.のインフラを運営するには国民の教育レベルを上げなければ、理解できずシステムは機能しません。

義務教育制度をつくり、学校で読み書きのみならず、数学やその他総合教育がなされなければならない。

その上で、実務者を養成するには膨大な時間とエネルギーもかかります。

戦後、北朝鮮は併合時代日本人に教育されたテクノクラートを粛清したため日本が残した経済インフラの的確な運営が出来ず、農業も工業も疲弊した。

一方、韓国はテクノクラートが残り、彼らが運営したので日本からの経済協力金・技術供与で発展出来たことを考えれば、教育がいかに重要かお判りでしょう。

従って、財政上の問題だけで反対したのではない事を理解できたと思います。

>また欧米諸国の反発を警戒したのです。

当時、英国はロシアの南下政策が支那大陸における英国の権益を阻害するものと判断、日本はロシアと単独で対峙するには力不足ゆえ日英同盟が締結されたのではありませんか。

実際、1910年の日韓併合条約は欧米諸国から東アジアの平和維持に貢献するものと賛同を得ました。

2に続く
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