日韓歴史論争

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Re: 朝鮮総督府による言論弾圧の実態とは

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2007/10/23 22:02 投稿番号: [4132 / 6952]
>その意味では埋もれてはいなかったが、教養向けの書物には使用されることがなかったわけだ。

はい。平安時代中期の仮名と同じように「表芸」ではないという扱いですね。ちなみにあの安重根もハングルは書けました。

>1886年の時点で既に日本人がハングル漢字混じり文の新聞作りに参画していたのですか。

はい。井上角五郎は福沢諭吉の弟子ですが、1886年の朝鮮再渡航のさいに日本で造らせたハングル活字を持ち込んで新聞作りに参画しました。ここのところと彼が先年に姜イ[王韋]とハングルの研究をしたことについて不勉強な日本人が、深く考察することなく「近代ハングルは日本人の井上が創始した」という言説を為すことがあります。

>このような経緯があったから併合後、ハングルの一般教材化ということに進んだのでしょうね。

そう考えていいでしょうね。漢字ハングル混交文の『漢城週報』は、ハングルの採用による国民啓蒙・近代化を目論んだ朴泳孝・金允植ら開化派と福沢諭吉の意を受けた井上によって創刊されたものですが、政府機関(博文局)の編集・発行する新聞兼官報でしたから、庶民にまで広く読まれていたというわけでもないのですが、少なくとも知識人階層への啓蒙には資しましたし、その流れを汲んで併合後のハングル普及施策ということになるかと考えます。

じつは、朝鮮総督府の施策・法律って、大韓帝国の旧来の慣習や法律をじゅうぶん調査・尊重し、ある程度継承しつつ、漸進的に近代的なものに変えていったものが多いんですよねぇ。「40%収奪伝説」の土地調査事業にしても、ほんらいは1890年代末の「光武改革」で国有地調査などの土地制度の近代化に着手した施策・法令制定の流れを汲むものですし、残酷で野蛮な刑罰とされる「朝鮮笞刑令」にしても従来から存在する笞刑を尊重しつつ、近代法の枠組みに近づけようと徐々に改定していったものです(1920年に廃止)。

このへんの事情や時代背景・状況を故意かどうか無視した解釈をする学者が日韓を問わず多いんですよ。
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