>リアルすぎるから!
投稿者: arcade10001 投稿日時: 2003/02/16 15:42 投稿番号: [40 / 6952]
関川
司馬さん自身の言葉ですけれども、自分が戦争体験を通じて感じたこと、とくに戦車隊に配属されてブリキでできたような戦車に乗せられて、なぜ自分はこういう戦車で死ななければならない事態に巡り合わせることになったのか、その答えを求めようとして小説を書いたのだと。そうして彼はそこで日本の近世の豊饒なおもしろさを十二分にえがき、明治以後も国民国家の完成する明治三十八年までは、緊張感高くけなげな歴史を持ち得たと書ききった。ところがその次の段階、なぜブリキの戦車に至る道を歩んでしまったかということを考える小説『ノモンハン』は結局お書きにならなかった。小説にするには生々し過ぎたのでしょうね。しかし対談ではかなり接近して語られていますね。ある意味では、逆に対談でエネルギーをこめて語り過ぎたから、小説はもういいと思われたのかも知れないと感じられるほどです。
http://bunshun.topica.ne.jp/jicho/sibataiwa/taiwa01.htm装甲の薄い戦車に敵の弾が入ると、高速で戦車内を跳ね回り、中に乗っている人は
ミンチ状になってしまうと司馬さんは言っていました。そういう死体というか、肉片を見た記憶はあまり思い出したくなかったのでしょう。
これは メッセージ 39 (dondoko3jp さん)への返信です.
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