チャングムの戦い 大江戸捜査網③
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2005/12/29 01:07 投稿番号: [1599 / 6952]
失踪した画家金弘道を探すため日本にやってきたチャングム。
前回は、ひょんなことから「土用の丑」に鰻を食べることを発明してしまいました。
鰻を食べて元気になった平賀源内。すっかり精気を回復したようです。
「思い出しましたよ、チャングムさん。安藤吉次郎さんが長崎で朝鮮人の画家と知り合ったとか言っておられました。江戸へ行きたがっていたようだとおっしゃってられました」
源内さん、伝聞の記憶までも取り戻したようです。
「本当ですか。その朝鮮人の名前はわかりますか」
勢いづくチャングム。
「すいません。名前までは聞いていないのです。よろしかったら安藤さんを訪ねられてはどうでしょう?紹介状を書きますよ」
チャングムにとっては、どんなかすかな手がかりでもほしいところです。
「はい。ぜひともお願いします」
源内の紹介状を持って安藤さん宅へ走るチャングム。紹介状のおかげで、すぐに安藤吉次郎に面会できました。
チャングムの持ってきた人相書き(チャングム自筆&印刷)を見て、話を聞く安藤。
「ええ、この方です。長崎で会ったのは、檀君、いや檀園と名乗るこの画家でしたよ」
檀園とは、金弘道の雅号のはずです。
「その方は、今どこにおられますか?」
「わたしは、長崎で会ったきりなんですよ。江戸に行きたいとはおっしゃってられたんですが・・・江戸に向かったことは間違いないんですが」
「そうですか・・・」
落胆するチャングム。しかし、立ち止まってはいられません。人相書きをほったらかしたまま、表へ飛び出しました。
ほったらかされたままの人相書きの精巧さに見とれて、朝鮮が誇る銅活字を思い起こした安藤、そこにヒントを得た彼が銅版画に開花して「司馬江漢」と名乗るのはもう少し先の話です。
(まだ続きます。ほんまに時代が微妙に交錯してグデグデやん)
これは メッセージ 1597 (toapanlang さん)への返信です.
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