返信2
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2001/05/24 07:08 投稿番号: [960 / 9237]
どうも。
アメリカを例に出して反論したくだりは、
私としては、そんなに難しいことを考えたわけではなく、「神を信じない」→「消費文化が生まれる」というロジックが本当に成り立つのかどうか?をシブラルさんに伺ってみただけなんですよ。
このロジックを納得させるためには、この両者が因果律で結び付けられることを証明しないといけないんじゃないでしょうか?ということです。普通、これを証明するためには、「神を信じる人々は消費文化を生み出さない」という帰無仮説をREJECTする必要があるんですが、それができない以上、氏のロジックは擬似相関を因果律と誤解している可能性が高い、と申し上げたわけです。もともと、「無神論」が消費にどんなインセンティブを与えるのか?に関する説明もなかったので、理解不能と申し上げたわけです。
私は、TakohachiroRamenさんの仰られる通り、キリスト教とは距離を置いています(無論他人の信仰に干渉するつもりはありません)。ですから、仮に人間の欲望充足を抑制する必要があったとしても、それがキリスト教の「創造主」によってなされなければならない、とは特に思わないのです。「アラー」でも「ブードゥー」でも良いじゃない、と思っています。
個人的には、西欧社会で環境問題がセンシティブになってきたのは、西欧が一番最初に環境を「消費し尽くした」からであって、神の認識によって己を省みた結果ではないと思いますよ。西洋人も我々と同じで、可能な限り消費文化を享受してます。実際に、イギリスでは家庭ゴミの分別すらろくにしてません。それにクローン羊を作ったのだって西洋人。
世俗の欲望を否定しないのは、他人の価値判断に介入するということが良いことだとは思えないからです。また、社会全体でみても、人間のなすべき行動をpositive list up するという方法は「隷属への道」であるということはF.ハイエク(ノーベル経済学賞受賞者、故人)あたりがずいぶん前から主張しています。もともと、アダム・スミス以来の経済学の主張は、人が好き勝手をしていれば(スミスは道徳学者なので、常識・人倫にもとる行為は不可)、神様が全体のバランスを取ってくれる、というものですよね。
トピックに関係ないうえにやたら長くなってしまいました。どうもすみません。
これは メッセージ 958 (TakohachiroRamen さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/ffc4za1a67pbaqifc3ha1aa3hc0ad2bda4nhkbava4ka4da4a4a4f_1/960.html