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Re: トピずれですが・・・

投稿者: samurai_06_japan 投稿日時: 2006/10/22 23:41 投稿番号: [4261 / 9237]
「和算」は江戸時代には庶民の間にも大流行しましたが。
整数論、解析学といった高等数学も関孝和などの和算家によって発展しました。
微分、積分の発見、整数論などの分野では西洋での発見と同時期、分野によってはより早く発見されていたものもあります。

関 孝和は1674年(延宝2)『発微算法』を著し、筆算による代数の計算法(点竄術-てんざんじゅつ)を発明して、和算が高等数学として発展するための基礎を作りました。

他には円周率を正131072角形を使って、小数第11位までを求めています。
(因みに、関の弟子である建部賢弘が級数展開を用いることで、42桁まで正しい値を計算しています)

ヨーロッパでライプニッツが行列式の概念に到達する以前に、独自に同じ概念を研究していました(1683年)。
またヤコブ・ベルヌーイに先駆けてベルヌーイ数を発見していたことも知られています。(本来「ベルヌーイの定理」じゃなく、「関の定理」なんですなぁ・・・)

安島直円(1739年-1798年)、和田寧(1787年-1840年)らによって和算の積分術は発展。
これにより、複雑な図形の面積や、立体の体積が計算できるようになります。

明治以降、西洋の「数学」が導入されますが。
この導入を容易にした最大の要因は、庶民レベルにまで浸透した「和算」の「文化」ですね。

額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納したものである「算額」と言うものがありますが。
1997年に行われた調査結果では、日本全国に975面の算額が現存しています。
(『例題で知る日本の数学と算額』森北出版)
これら現存する算額で最も古いものは、栃木県佐野市にある星宮神社にあり、1657年に掲げられたものです。
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