Re: 儒教世界の道徳
投稿者: trip_in_the_night 投稿日時: 2006/04/15 16:51 投稿番号: [3053 / 9237]
UPを兼ねて。
「儒教と法の発生」、「韓国の歴史の清算」
下條正男・拓殖大学教授
『周も道徳で社会が営まれていたが、いつのまにか崩壊し、社会を維持するために法が必要になった。
それを権力者が決める。そこから中央集権制が出てくる。
中国の歴史では、春秋時代が終わり戦国時代に入る。秩序がなくなった社会を統一したのが秦です。
秦以降は法に基づき秩序を維持するようになった。それが律令制です。
しかし、律令=法律だけでは秩序を作れないので儒教思想が必要になってきた。
中央集権の国は役人を集めて地方に派遣する。土地と人民は国家の財産なので、管理する人が必要です。
しかし、ただ管理するわけにはいかないから儒教的な思想を持った人を派遣した。
そうすれば徳治政治ができると考えた。それで科挙制度ができた。
これは社会主義国家ができるようなものです。混乱の後、民主主義社会ができる筈がない。
独裁者が必要になる。アジアの多くの国は、「開発独裁」をやった。韓国では、朴正煕は英雄です。
英雄が出ないで、李承晩時代のままだと、今の北朝鮮よりもっとひどくなっていたかもしれない。
社会がいったん混乱すると、地方分権的な民主主義では社会を維持できない。
そして中央集権の国が生まれ、それに必要な思想として儒教が生まれた。
韓国では過去を悪く書くわけですが、これを反正(はんぜい)と言います。
正しいものに必ず返る。世の中を悪くした前の時代の人を遡って処罰する。これが「歴史の精算」です。
これは社会・文化の体質が違うということです。そのことを今の記者はあまり意識していない。
それが分からずに良心的日本人が、さかんに「ごめんなさい」とやる。
韓国側は、誤る日本人はいい日本人、謝らないのは悪い日本人と色分けする。
これは、歴史や文化をよく理解していない人が、歴史を政治的に利用した結果です。
中国は実は一番崩壊しやすい体制だったのです。中国が崩壊する時は必ず民乱が起こっています。
流民が出ます。清末は太平天国の乱、義和団事件等。どの時代もまず国内が乱れ、そして外部から攻められ国が崩壊しています。
中国も韓国も封建制を理想としたのですが、それでは国を守れない。
封建制は一種の独立採算の地方自治で、日本の幕藩体制のように地方に権力をゆだねるわけですが、それではいつ反乱が起こるか心配で中央集権体制をとらざるを得なかったのです。
中央集権の国では、支配と被支配の関係があるので、被支配の側は独立とか自分たちの世界を作るために動くんです。
中国でも三代目までは安定するが、四代目から官吏が癒着し、不正腐敗が起こった。
搾取される農民が不満を持ち、天災が起こっても国は農民を助けない。収奪の対象に過ぎないわけですから。
今の北朝鮮がいい例です。食糧を支援しても、飢えで苦しんでる人にはあまり届かない。
支配と被支配がはっきり分かれている社会はそういう歴史でした。
そうなると国を捨てる流民になるわけですが、今は国境を越えるのが難しい。
北朝鮮の場合、38度線の鉄砲は内に向いている筈です(ほー)。中国も来れられては困る。
http://home.att.ne.jp/red/dateasia/kako/kan40.htm
「儒教と法の発生」、「韓国の歴史の清算」
下條正男・拓殖大学教授
『周も道徳で社会が営まれていたが、いつのまにか崩壊し、社会を維持するために法が必要になった。
それを権力者が決める。そこから中央集権制が出てくる。
中国の歴史では、春秋時代が終わり戦国時代に入る。秩序がなくなった社会を統一したのが秦です。
秦以降は法に基づき秩序を維持するようになった。それが律令制です。
しかし、律令=法律だけでは秩序を作れないので儒教思想が必要になってきた。
中央集権の国は役人を集めて地方に派遣する。土地と人民は国家の財産なので、管理する人が必要です。
しかし、ただ管理するわけにはいかないから儒教的な思想を持った人を派遣した。
そうすれば徳治政治ができると考えた。それで科挙制度ができた。
これは社会主義国家ができるようなものです。混乱の後、民主主義社会ができる筈がない。
独裁者が必要になる。アジアの多くの国は、「開発独裁」をやった。韓国では、朴正煕は英雄です。
英雄が出ないで、李承晩時代のままだと、今の北朝鮮よりもっとひどくなっていたかもしれない。
社会がいったん混乱すると、地方分権的な民主主義では社会を維持できない。
そして中央集権の国が生まれ、それに必要な思想として儒教が生まれた。
韓国では過去を悪く書くわけですが、これを反正(はんぜい)と言います。
正しいものに必ず返る。世の中を悪くした前の時代の人を遡って処罰する。これが「歴史の精算」です。
これは社会・文化の体質が違うということです。そのことを今の記者はあまり意識していない。
それが分からずに良心的日本人が、さかんに「ごめんなさい」とやる。
韓国側は、誤る日本人はいい日本人、謝らないのは悪い日本人と色分けする。
これは、歴史や文化をよく理解していない人が、歴史を政治的に利用した結果です。
中国は実は一番崩壊しやすい体制だったのです。中国が崩壊する時は必ず民乱が起こっています。
流民が出ます。清末は太平天国の乱、義和団事件等。どの時代もまず国内が乱れ、そして外部から攻められ国が崩壊しています。
中国も韓国も封建制を理想としたのですが、それでは国を守れない。
封建制は一種の独立採算の地方自治で、日本の幕藩体制のように地方に権力をゆだねるわけですが、それではいつ反乱が起こるか心配で中央集権体制をとらざるを得なかったのです。
中央集権の国では、支配と被支配の関係があるので、被支配の側は独立とか自分たちの世界を作るために動くんです。
中国でも三代目までは安定するが、四代目から官吏が癒着し、不正腐敗が起こった。
搾取される農民が不満を持ち、天災が起こっても国は農民を助けない。収奪の対象に過ぎないわけですから。
今の北朝鮮がいい例です。食糧を支援しても、飢えで苦しんでる人にはあまり届かない。
支配と被支配がはっきり分かれている社会はそういう歴史でした。
そうなると国を捨てる流民になるわけですが、今は国境を越えるのが難しい。
北朝鮮の場合、38度線の鉄砲は内に向いている筈です(ほー)。中国も来れられては困る。
http://home.att.ne.jp/red/dateasia/kako/kan40.htm
これは メッセージ 3027 (toapanlang さん)への返信です.