貯蓄
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2002/12/26 23:52 投稿番号: [1722 / 9237]
>日本国内で資金需要が頭打ちになって、閉塞状態であるならば、海外の資金需要を利用して、金が回りだすようになれば、国内経済に対する刺激剤となるのではないか
直接的に国内経済を活性化させる方法は、国内消費・国内投資を増やす以外にありません。
(説明は省略しますが、これはモデルで考えれば簡単にわかります)
お説については、例えば、ポートフォリオを工夫することによって高い利益率が期待されるようになれば、それが期待を好転させて国内消費・国内投資を間接的に増やす可能性はあります。
ですが、期待できる効果はそれ以上でもそれ以下でもありません。
>そのあたりの運用をプロが介在して、コントロールすればよい
はっきり言ってしまえば、プロでもこれを完全にコントロールすることは不可能です。
所詮未来を正確に予言できる人間はいませんので。
ただ、より日本人の嗜好にあったリスクと利益の分配法を考える必要はあると思います。
>パイは小さくなるんじゃないでしょうか?
一般的に言ってそれは杞憂と言うものです。
日本の貿易収支が将来的に赤字になっていくことと、日本の一人当りGDPが下がることとは全く別の問題ですよ。
>中国がハイテクを始めれば、日本の出番は無くなってしまいます
あたりまえの話ですが、中国人の労働生産性があがれば、それに比例して中国人の実質賃金も上がります。
(相対的に見れば日本製品は中国向けには安くなっていくわけです)
よって、中国の価格的な優位がすべての分野において永続すると言うことはありえないことです。
現実的に見て、現在の中国が人材の集中等によってハイテク特化を図ったとした場合、その生産性は間違いなく日本のそれに大きく劣ります。
それが日本に追いつくのは、容易なことではありません。
また、中国がダンピング等によって貿易をゆがめ、現在生産性に劣る特定産業を保護・育成した場合、それ以外の産業の競争力は、相対的に見て本来の水準以上に低くなります。
結局、どちらの方法も中国のマクロ経済の大部分を犠牲にして一部を伸ばす結果にしかなりません。
>中国と日本を例にとって、ぶどう酒と毛織物に相当するのはなんでしょうか?
今の時点なら、
中国:価格の安いもの
日本:価格の高いもの
ってなところでしょうね。
>小泉vs亀井の場合は、3次産業vs2次産業かな?
皮肉な言い方をすれば
無策v愚作(英国ではversusはv一文字で表します)
ってのもありますね。(笑)
これは メッセージ 1721 (u26699 さん)への返信です.
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