GDPとGNP
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2002/11/16 21:33 投稿番号: [1669 / 9237]
>以前はGNPと表示していたのがGDPになった背景はどういう理由からですか?
GDPに「国内居住者が海外に持っている資産からの収入」を足すとGNPになります。
このため、GNPは正確には国内の経済活動とは一致しません。
日本の場合にはこの両者の差は比率で見ればごく小さいものですが、人・物・金の交流が活発なヨーロッパ諸国(特に小国)などでは、この差は非常に大きなものになります。
そのため、国内経済の付加価値生産を正確に示すGDP概念が用いられるようになったと記憶しています。
なお、日本のGDPとGNPについては、やや古めですが、以下をご参照ください。
http://plaza4.mbn.or.jp/~zaiseihan/>国内生産から、現地生産にどんどん移行してるから、GDPに占める割合は下がってくるでしょうね
ちょっと資料を確認してないので正確にはいえませんが、輸出のGDPに占める割合は、実質値で見る限り、減少傾向には無かったと思います。
もともと、マクロ的な輸出入は内需の動向によって決まるので、
「現地生産が増えれば輸出が減る」
というロジックは必ずしも当てはまりません。
それよりも、
「国内経済が悪化すると内需が冷え込んで輸出が増える」
というほうが正確でしょうね。
>日本を人体に例えると、貿易と云う代謝によって、体内の経済が循環している
この例なら、代謝にあたるのはあくまでも国内の経済活動です。
(活動の活発さは内需によって計られる)
輸入が対外からの栄養摂取、輸出は活動の結果としての生産物といったところでしょう。
また、金融は循環器系にあたります。
で、消費しきれずに無駄に捨てられたりしてる資源・食料等(平たく言えばゴミ)が
ウ○コ。
なお、GDPの規模は体の大きさ。
>資源・エネルギー・食料を海外に依存しているから、それに見合うだけの外貨獲得の為の工業製品の輸出量は常に確保していなければならない訳ですよね
ある種の製品が国際競争力を失って輸出できなくなるということと、マクロ的に輸出が出来なくなることは同値ではありません。
輸出入は、マトモな生産活動が行われている限り、比較優位や要素負存量の違いを反映して決まってくるので、この点は特に心配にはあたらないと思います。
仮に日本がすべてのものに対する生産コストが世界一高い国だったとしても、日本から輸出されるものは必ず存在します。
ちょっと長くなったので一旦切ります。
赤城さんへ
ご指摘感謝。
最近日本に帰ってないので、この辺の話は全然知りませんでした。
私もなんともいい加減なものです。
これは メッセージ 1668 (u26699 さん)への返信です.
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