ハイパー・インフレの話
投稿者: paminami21 投稿日時: 2001/08/22 02:13 投稿番号: [1434 / 9237]
>いくら構造改革が素晴らしい政策であっても、今はその時ではないと云うのが小生の主張であって、初めから「凍結すべき」と主張しているはずだが
ん?確かAHO_1ST氏は初めは、私が構造改革は失業対策などのコストはかかるが絶対必要だ(#1317)と主張したら・・・
>緩やかなインフレ…「構造改革」なる官主導の金食い虫より、断然自然な形で新陳代謝が行われるのではないかと思います #1298
>金融の量的緩和を断行し、民間活力を呼び覚ますことが真の構造改革 #1323
>不良債権の後始末は枝葉末葉 #1323
このようにインフレ策があれば全て解決するので構造改革はいらない、と主張してましたよ。
「今はその時ではない」ということは構造改革が目的とする諸問題はインフレ策だけでは解決しないということを認めたということですね?
主張を変えるんですね?
「そういう意図で言ったのではなかった」なんて言わないで下さいよ。
ところで・・・
マネー・サプライ(量的緩和)が実体経済にどのような影響を及ぼすか考えてみましょう。
ケインジアンはマネー・サプライを増やすことにより投資が刺激される、という考えです。しかし、80年代のアメリカでの財政赤字やイギリスでのスタグフレーションでそれと矛盾する現象が起こりました。
マネー・サプライが増えつづけると、人々は将来の物価上昇(インフレ)を予想します。そうすると現在の利子率は実質的にすでに低すぎるということになり、その結果利子率が上昇する、と考えられます。
利子率が上昇し続けるとどうなるか?
利子率が高くなると、(名目利子率=貨幣の保有コスト)だから貨幣に対する需要が減ることになり、投資が減ります。
貨幣需要は、M/P=L(i、Y)であらわされます。
M:マネー・サプライ、P:物価
L:貨幣の需要関数
i:利子率
Y:GDP
つまり、Y:国内総生産GDPが増えれば貨幣需要は増え、利子率iが上がれば減ることをあらわしています。
利子率iが上昇すると実質貨幣需要は下降し、M/Pも小さくなります。
それはマネー・サプライMを増やせば、物価Pが加速度的に上昇するという状態です。
そして、いったんインフレが加速した市場では利子率iが上がり続けますから、マネー・サプライMを止めても物価Pは上がり続けます。
利子率iが上がると左辺のM/Pが小さくなりますが、マネー・サプライMは一定ですから、物価Pが大きくなるということですね。
物価と利子率はとめどなく上昇し続け、政府は支払いができなくなるので赤字国債を発行し続けざるをえなくなる。
この状態がハイパー・インフレです。
レーガノミクスについては、また次回ということで。
ん?確かAHO_1ST氏は初めは、私が構造改革は失業対策などのコストはかかるが絶対必要だ(#1317)と主張したら・・・
>緩やかなインフレ…「構造改革」なる官主導の金食い虫より、断然自然な形で新陳代謝が行われるのではないかと思います #1298
>金融の量的緩和を断行し、民間活力を呼び覚ますことが真の構造改革 #1323
>不良債権の後始末は枝葉末葉 #1323
このようにインフレ策があれば全て解決するので構造改革はいらない、と主張してましたよ。
「今はその時ではない」ということは構造改革が目的とする諸問題はインフレ策だけでは解決しないということを認めたということですね?
主張を変えるんですね?
「そういう意図で言ったのではなかった」なんて言わないで下さいよ。
ところで・・・
マネー・サプライ(量的緩和)が実体経済にどのような影響を及ぼすか考えてみましょう。
ケインジアンはマネー・サプライを増やすことにより投資が刺激される、という考えです。しかし、80年代のアメリカでの財政赤字やイギリスでのスタグフレーションでそれと矛盾する現象が起こりました。
マネー・サプライが増えつづけると、人々は将来の物価上昇(インフレ)を予想します。そうすると現在の利子率は実質的にすでに低すぎるということになり、その結果利子率が上昇する、と考えられます。
利子率が上昇し続けるとどうなるか?
利子率が高くなると、(名目利子率=貨幣の保有コスト)だから貨幣に対する需要が減ることになり、投資が減ります。
貨幣需要は、M/P=L(i、Y)であらわされます。
M:マネー・サプライ、P:物価
L:貨幣の需要関数
i:利子率
Y:GDP
つまり、Y:国内総生産GDPが増えれば貨幣需要は増え、利子率iが上がれば減ることをあらわしています。
利子率iが上昇すると実質貨幣需要は下降し、M/Pも小さくなります。
それはマネー・サプライMを増やせば、物価Pが加速度的に上昇するという状態です。
そして、いったんインフレが加速した市場では利子率iが上がり続けますから、マネー・サプライMを止めても物価Pは上がり続けます。
利子率iが上がると左辺のM/Pが小さくなりますが、マネー・サプライMは一定ですから、物価Pが大きくなるということですね。
物価と利子率はとめどなく上昇し続け、政府は支払いができなくなるので赤字国債を発行し続けざるをえなくなる。
この状態がハイパー・インフレです。
レーガノミクスについては、また次回ということで。
これは メッセージ 1411 (Am_I_AHO_1st さん)への返信です.