インフレ=経済リセットボタンか?
投稿者: mee_goren_sotong 投稿日時: 2001/08/02 12:44 投稿番号: [1351 / 9237]
この不景気は需要不足、それもGDPの約6割を占める個人消費の低迷が主因でしょう。
そこで頭にまず思い浮かぶのは、バブルの頃に限度一杯の金融機関借入でもって年収の5〜6倍もの価格の持家・マンションを買ったものの、その後の不動産価格暴落と雇用不安・賃金低迷でニッチもサッチモ行かなくなっちゃった現役世代の就業者層の姿です。
この階層の人達は本来消費の主役である筈なのに、家のローンの元利金支払で首が回らず、消費に回す金なんぞない状態に居る。家計バランスシートが相当痛んでしまった為身動きできない。だから、今の不況は資産デフレ不況と考えています。
AHO 1stさんは、インフレの効用を説かれますが、年2%や3%程度じゃ焼け石に水とまでは言いませんが、ローン負債の低減効果は目に見えてませんか。一度調整インフレを始めると、どの時点でブレーキをかけるか判断がとても難しいでしょう。そうすると、政治的圧力がかかって金融引締のタイミングを失している内にハイパーインフレに陥ってしまう。そんな心配をしています。
話しは変わりますが、相続税と贈与税の税率の差知ってますか? 例えば¥15百万の相続だと1割ちょっとの税率なのに、これが生前贈与だと4割近くが税金に持っていかれます。
個人金融資産を既に消費の中心舞台から引退した高齢富裕者層から借金で首が回らない現役就業者層に移転させる術は、弊害の多いインフレ誘導よりも贈与税の低減などの方が良いと思います。
インフレを安易に景気のリセット・ボタンとして考える前に取るべき施策は他にあるのではないでしょうか。
これは メッセージ 1350 (Am_I_AHO_1st さん)への返信です.
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