「強盛大国」の黎明 3
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2006/12/13 17:59 投稿番号: [3722 / 10735]
「明日は何が変わる?」
「明日は何が変わる?」のスローガンが掲げられている平壌製糸工場
朝鮮の人々の自信は、核保有国になったことだけではなく、活性化する経済活動によっても裏打ちされている。
7月中旬の集中豪雨により、平安南道をはじめとする一部の地域が水害に見舞われたこともあって、稲刈りの前に会った農業省の関係者は、昨年比3.7〜4.6%の収穫減を見込んでいた。しかし、全体的な収穫高は公表されていないが、平壌市楽浪区域にある貞栢協同農場や順安区域の朝中親善テクアン協同農場では大豊作だったという。
これらの農場では今年、自力で住居を新築したこともあり、喜びはひとしおだった。貞伯協同農場のホン・ソングク管理委員長(35)は、「今年は50棟の住居を新築した。来年からは毎年30棟ずつ新築していく」と述べながら、「一度計画したことをやりぬくという決意さえあれば、国家の手を借りなくても十分に潜在力を探し出し実現することができる」と力強く語った。
102棟の住居を新築したテクアン協同農場のリ・チョンジク技師長(47)も、「全国各地から見学に来る人たちはみな、これほどの工事を自力でやったのかと驚く。中国大使館の職員たちはよく訪ねてくるが、去年とはまったく違う農場の姿に感動すら覚えると称えていく」と顔をほころばせた。
一方、本格的な冬を迎える朝鮮では、電力の増産と節約が強調されていた。平壌市の電力を一手に引き受けている平壌火力発電連合企業所と東平壌火力発電所では、住宅の暖房をまかなう電力生産に主眼を置いている。
平壌火力発電連合企業所では、水力発電が活躍する夏の間にボイラーの補修を終え、12機あるボイラーのうち、6機のボイラーを稼動させている。リ・ジョンナム生産副技師長(48)は、「12月からは20万キロワットの電力を生産する予定だ。現在稼動させていないボイラーは、補修を終えて現代化を最終段階で進めている」と語る。
同企業所では、現代化を終えることによって蒸気生産量を従来比で20%増、着火用重油の削減などを見込んでいる。「夏に行った大補修は、これまでと質的に違う。資材や技術の不足をなんとかごまかしてきたのがこれまでの補修だったが、今年は、資材はもちろん技術的にも裏打ちされた補修を行うことができた。そのため、今年は求められる電力を100%以上まかなえると従業員たちの士気も高い」(リ・ジョンナム副技師長)
「食」と「住」同様「衣」でも活性化は進んでいる。
蚕から絹糸を生産している平壌製糸工場は、2000年から本格的に設備の現代化を始めた。これによって、製品の質と量が数段に向上した。同工場のキム・チュンシル技術副技師長(48)は、「絹糸の質は、A、2A、3A、4A、5Aの5段階で表示される。現代化する前は、うちの工場では一番低いAが平均だったが、今は3Aが平均で5Aのものも生産できるようになった」と語った。
同工場にはほかの工場、企業所と同様、収めた成果を紹介する速報などが掲示されているが、それらと共に「明日は何が変わる?」というスローガンが掲げられている。
「設備を現代化したのはもちろん、サウナや託児所、レストランなど労働者の文化施設もすべて自力で建てた。各地で蚕を飼っている農民たちが毎年2回ずつ訪れるが、来るたびに変貌する工場を見て感嘆している姿をヒントに、私たちが作ったスローガン」(キム・チュンシル副技師長)なのだそうだ。
経済が活性化している一方で、米国などによる経済制裁で依然として厳しいこともまたひとつの事実。朝鮮での現代化は、このような現状に合わせて「蟻が砂糖の山を少しずつ崩す」ように、できるところから行っている。工場、企業所でもすべての職場をいっぺんに現代化するのではなく、職場単位で現代化を進めていく方式を取っている。
[朝鮮新報 2006.12.13]
「何も知らされていないので平穏」と書けないところが辛い。
何も知らされないまま死んでいくんだろうなあ・・・
アハレ。
「明日は何が変わる?」のスローガンが掲げられている平壌製糸工場
朝鮮の人々の自信は、核保有国になったことだけではなく、活性化する経済活動によっても裏打ちされている。
7月中旬の集中豪雨により、平安南道をはじめとする一部の地域が水害に見舞われたこともあって、稲刈りの前に会った農業省の関係者は、昨年比3.7〜4.6%の収穫減を見込んでいた。しかし、全体的な収穫高は公表されていないが、平壌市楽浪区域にある貞栢協同農場や順安区域の朝中親善テクアン協同農場では大豊作だったという。
これらの農場では今年、自力で住居を新築したこともあり、喜びはひとしおだった。貞伯協同農場のホン・ソングク管理委員長(35)は、「今年は50棟の住居を新築した。来年からは毎年30棟ずつ新築していく」と述べながら、「一度計画したことをやりぬくという決意さえあれば、国家の手を借りなくても十分に潜在力を探し出し実現することができる」と力強く語った。
102棟の住居を新築したテクアン協同農場のリ・チョンジク技師長(47)も、「全国各地から見学に来る人たちはみな、これほどの工事を自力でやったのかと驚く。中国大使館の職員たちはよく訪ねてくるが、去年とはまったく違う農場の姿に感動すら覚えると称えていく」と顔をほころばせた。
一方、本格的な冬を迎える朝鮮では、電力の増産と節約が強調されていた。平壌市の電力を一手に引き受けている平壌火力発電連合企業所と東平壌火力発電所では、住宅の暖房をまかなう電力生産に主眼を置いている。
平壌火力発電連合企業所では、水力発電が活躍する夏の間にボイラーの補修を終え、12機あるボイラーのうち、6機のボイラーを稼動させている。リ・ジョンナム生産副技師長(48)は、「12月からは20万キロワットの電力を生産する予定だ。現在稼動させていないボイラーは、補修を終えて現代化を最終段階で進めている」と語る。
同企業所では、現代化を終えることによって蒸気生産量を従来比で20%増、着火用重油の削減などを見込んでいる。「夏に行った大補修は、これまでと質的に違う。資材や技術の不足をなんとかごまかしてきたのがこれまでの補修だったが、今年は、資材はもちろん技術的にも裏打ちされた補修を行うことができた。そのため、今年は求められる電力を100%以上まかなえると従業員たちの士気も高い」(リ・ジョンナム副技師長)
「食」と「住」同様「衣」でも活性化は進んでいる。
蚕から絹糸を生産している平壌製糸工場は、2000年から本格的に設備の現代化を始めた。これによって、製品の質と量が数段に向上した。同工場のキム・チュンシル技術副技師長(48)は、「絹糸の質は、A、2A、3A、4A、5Aの5段階で表示される。現代化する前は、うちの工場では一番低いAが平均だったが、今は3Aが平均で5Aのものも生産できるようになった」と語った。
同工場にはほかの工場、企業所と同様、収めた成果を紹介する速報などが掲示されているが、それらと共に「明日は何が変わる?」というスローガンが掲げられている。
「設備を現代化したのはもちろん、サウナや託児所、レストランなど労働者の文化施設もすべて自力で建てた。各地で蚕を飼っている農民たちが毎年2回ずつ訪れるが、来るたびに変貌する工場を見て感嘆している姿をヒントに、私たちが作ったスローガン」(キム・チュンシル副技師長)なのだそうだ。
経済が活性化している一方で、米国などによる経済制裁で依然として厳しいこともまたひとつの事実。朝鮮での現代化は、このような現状に合わせて「蟻が砂糖の山を少しずつ崩す」ように、できるところから行っている。工場、企業所でもすべての職場をいっぺんに現代化するのではなく、職場単位で現代化を進めていく方式を取っている。
[朝鮮新報 2006.12.13]
「何も知らされていないので平穏」と書けないところが辛い。
何も知らされないまま死んでいくんだろうなあ・・・
アハレ。
これは メッセージ 3721 (jgeilsbandfreek さん)への返信です.
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