朝鮮食べ物談義

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Nipponの食卓:外国料理いただきます

投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2008/06/22 23:15 投稿番号: [3095 / 6487]
  韓国料理「安東タックカルビ」…   /大阪

  ◆韓国料理「安東タックカルビ」「雑菜」

  ◇ゴマ油が相まって美味
  東大阪市は人口50万人のうち約1万4000人を在日コリアンが占める。在日1世たちに集いの場を提供するデイハウス「さらんばん」のスタッフ鄭貴美(チョンキミ)さん(51)が韓国・慶尚北道の郷土料理「安東(アンドン)タックカルビ」と家庭料理「雑菜(チャプチェ)」に腕を振るってくれた。

  鄭さんは大阪市生野区生まれの在日3世。両親ともにルーツは韓国・全羅南道だ。幼いころは父親が「朝鮮人みたいなことはするな」と言い、生活の隅々に日本がしみこんでいた。そのころのことを「親として『子どものために』と思ってのことでしょうね」と鄭さんは述懐する。後に民族意識に目覚めるが、名前も18歳までは日本名を使っていた。そんな生活の中でも、毎日の食卓にはいつも、母が作る韓国の料理が並んでいた。

  今回作ってくれた安東タックカルビは、3年前、1世の高齢者たちとともにした韓国旅行の時に覚えた。鶏肉の炒め物のことだが、安東ではジャガイモをふんだんに使うのが特徴だ。大きな鍋でぶつ切りの鶏肉にニンジン、たっぷりのジャガイモ、春雨などを次々と炒めていく。ゴマ油の香ばしいにおいが台所に広がってきた。

  「ゴマ油はチャムキルムと言うんですよ。『本当の油』という意味なんです」と、鄭

さんが鍋を片手に教えてくれた。朝鮮半島では、法事の時にはゴマ油を使った料理を並べる習わしもあるという。「ゴマ油の香りでご先祖様を家まで導きます」。おいしいものに引き寄せられるように、家へ帰ってくるご先祖様の姿を思い浮かべ、ついついほほえんでしまった。

  雑菜は定番料理の一つ。野菜と韓国春雨を混ぜて炒める。「味見してみますか」と言われ、専門店から仕入れたという韓国春雨に初挑戦。少し太く、強い歯ごたえがあるが、こちらもゴマ油が利いていてなかなか美味だ。最後に細切りにした卵焼きと粉々にもんだ韓国のりをふりかけると、出来上がり。

  民族意識に目覚めてから、鄭さんは韓国・朝鮮語を学び、歴史や文化をどんどん吸収していった。当時、看護師として勤務していた診療所には、1世たちがたくさんやって来た。「その姿を見て、いとおしくなって、覚えたてのウリマル(韓国・朝鮮語)で話しかけました」。現在は、東大阪市岸田堂南町でデイサービス事業を手がけ、1世、2世のお年寄りたちの生活を手助けする。

  食卓に料理が並ぶころには、鄭さんの友人たちが次々とやってきて、ホームパーティーが始まった。マッコリの入ったグラスを持ち、地域のこと、現在の活動のことなどをわいわいと話し合う。私もマッコリにしたたか酔いつつ、熱の入った議論に耳を傾けた。【曽根田和久】

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  ■レシピ

  ◆安東タックカルビ

  鶏もも肉▽ジャガイモ▽タマネギ▽ナス▽ニンジン▽ネギ▽春雨

  【作り方】小さめに切ったジャガイモをゆで、春雨を水で戻す。鶏もも肉をフライパンで炒め、他の野菜を入れて、コチュジャンやしょうゆ、みそ、酒、ゴマ油などで味付け。最後に春雨とネギを入れる。

  ◆チャプチェ

  韓国春雨▽牛肉▽シイタケ▽ニンジン▽ホウレンソウ▽タマネギ▽卵

  【作り方】ホウレンソウを湯がき、ゴマ油、しょうゆ、ゴマで味付けし、食べやすい大きさに切る。韓国春雨を熱湯でゆで、よく水洗いした後に水分を切る。フライパンで牛肉を炒め、ニンニク、しょうゆ、砂糖、ゴマ油などで味付け。残りの野菜を入れて炒める。最後にホウレンソウと韓国春雨を入れて軽く炒め、調味料で味をととのえ、錦糸卵やもみのりで彩りを添えると出来上がり。

毎日新聞   2008年6月21日   地方版
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080621ddlk27070415000c.html
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