アリランに歌われた居酒屋
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2007/06/13 20:00 投稿番号: [1301 / 6487]
アリランに歌われた居酒屋は
2007年06月12日
韓国の田舎のなかでも、お気に入りの町のひとつである江原道旌善郡の余糧を2年ぶりに散歩しました。
イ・ヨンエが主演した映画『春の日は過ぎゆく』(2001年)のロケ地でもある、余糧のアウラジ江。余糧は人気俳優ウォンビンの故郷で、今でも実家には両親が住んでいる
松川と骨只川というふたつの川がひとつに合流する(アウラジヌン)ことから名付けられた、アウラジ江の河原にやって来ました。ひとつの川になったアウラジ川は旌善では朝陽江、寧越では東江、京畿道では南漢江と名を変えて、ソウルを横断する漢江に流れ込みます。この「1000里」のルートは朝鮮王朝時代、江原道の木材を漢陽(ソウル)に運ぶイカダの水路として使われていました。
そのため川沿いの船着場にはイカダの船頭さんや旅人を対象にした居酒屋があったそうです。船頭さんは江原道で木を伐採してイカダを組んだ後、1000里の流れをイカダに乗ってソウルまで木を売りに行ったのです。再び江原道に戻ってくるときは大金を手にしていますから、当然祝杯をあげたくなったはずですね。
なかでも、もっとも人気があったのが寧越の「マンジ渡し場」の居酒屋。ジョン・サンオクという酒母(女将)がいて、情緒あるアリランの歌とユーモアで船
頭たちに人気だったそうです。
♪マンジ山のジョン・サンオクよ、酒の御膳を用意しておくれ
旌善アリランの歌詞になったほどですから、彼女と一緒に飲むことを船頭たちがいかに楽しみにしたかがわかります。稼いだ金を酒場で使い果たし、家に帰るときは魚1尾買う金しかなかったという船頭も多かったそうです。
イカダによる長旅で離れ離れになる男女の恋慕の情や、梅雨による増水のため二度と会えなくなった男女の哀歓が今なお染み付いているアウラジ川。残念ながら、居酒屋はその痕跡すら残っておらず、アリランの歌詞だけにその面影をとどめています。酒母ジョン・サンオクの歌声が響いたマンジ渡し場のような居酒屋を期探して歩いてみましたが、それは旅人の浪漫に過ぎませんでした。
この2年の間に川沿いはきれいに整備され、前回訪れたときとは風景が一変しています。川魚のてんぷらを出していた屋台も姿が見えません。居酒屋がなければ、せめて屋台でマッコルリでも一杯やりたかったのに残念です。
それでも相変わらず美しいアウラジ川。夕暮れどきの人影まばらな川辺。紅葉の季節であれば、対岸の山々が夕陽を浴びて真っ赤に染まるのが見ものです。
>真っ赤に染まるのが見ものです。
キムチか?
2007年06月12日
韓国の田舎のなかでも、お気に入りの町のひとつである江原道旌善郡の余糧を2年ぶりに散歩しました。
イ・ヨンエが主演した映画『春の日は過ぎゆく』(2001年)のロケ地でもある、余糧のアウラジ江。余糧は人気俳優ウォンビンの故郷で、今でも実家には両親が住んでいる
松川と骨只川というふたつの川がひとつに合流する(アウラジヌン)ことから名付けられた、アウラジ江の河原にやって来ました。ひとつの川になったアウラジ川は旌善では朝陽江、寧越では東江、京畿道では南漢江と名を変えて、ソウルを横断する漢江に流れ込みます。この「1000里」のルートは朝鮮王朝時代、江原道の木材を漢陽(ソウル)に運ぶイカダの水路として使われていました。
そのため川沿いの船着場にはイカダの船頭さんや旅人を対象にした居酒屋があったそうです。船頭さんは江原道で木を伐採してイカダを組んだ後、1000里の流れをイカダに乗ってソウルまで木を売りに行ったのです。再び江原道に戻ってくるときは大金を手にしていますから、当然祝杯をあげたくなったはずですね。
なかでも、もっとも人気があったのが寧越の「マンジ渡し場」の居酒屋。ジョン・サンオクという酒母(女将)がいて、情緒あるアリランの歌とユーモアで船
頭たちに人気だったそうです。
♪マンジ山のジョン・サンオクよ、酒の御膳を用意しておくれ
旌善アリランの歌詞になったほどですから、彼女と一緒に飲むことを船頭たちがいかに楽しみにしたかがわかります。稼いだ金を酒場で使い果たし、家に帰るときは魚1尾買う金しかなかったという船頭も多かったそうです。
イカダによる長旅で離れ離れになる男女の恋慕の情や、梅雨による増水のため二度と会えなくなった男女の哀歓が今なお染み付いているアウラジ川。残念ながら、居酒屋はその痕跡すら残っておらず、アリランの歌詞だけにその面影をとどめています。酒母ジョン・サンオクの歌声が響いたマンジ渡し場のような居酒屋を期探して歩いてみましたが、それは旅人の浪漫に過ぎませんでした。
この2年の間に川沿いはきれいに整備され、前回訪れたときとは風景が一変しています。川魚のてんぷらを出していた屋台も姿が見えません。居酒屋がなければ、せめて屋台でマッコルリでも一杯やりたかったのに残念です。
それでも相変わらず美しいアウラジ川。夕暮れどきの人影まばらな川辺。紅葉の季節であれば、対岸の山々が夕陽を浴びて真っ赤に染まるのが見ものです。
>真っ赤に染まるのが見ものです。
キムチか?
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