朝鮮を笑う

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街道を逝く 大和のみち⑮

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2005/12/22 15:44 投稿番号: [751 / 2847]
  天王寺から40分ほどで法隆寺駅に到着した。
  法隆寺は、四天王寺とおなじく聖徳太子が建立した寺である。
  日本でもっとも有名な寺のひとつであり、美術文化史的にも建築史的にも貴重なものが多く現存している。玉虫厨子のような美術品はとくに名高い。
  だが、いちばん価値があるのは金堂であろう。金堂には壁画がある。みごとなものであある。
  古来、この壁画の作者については諸説があるが、もっとも可能性が高いのは曇徴である。
  かれは高句麗の僧であり、法隆寺で五経と仏法を説いたことで知られる。
  また、絵の具や墨、紙を日本につたえてやったひとである。しぜん絵もよくしたであろう。かれが作者であることはほぼまちがいない。

  チャングムがたしかめるようにいう。
「ウリミンジョクの文化遺産なんですね。ぜひみたいわ」
  今はない。
  戦後まもなく焼失したため、現在のものは複製品である。
  火災の原因は電気座布団のスイッチの切り忘れであったというが、異説がある。

  さきにもふれたように、この壁画は高句麗の僧曇徴がかいたものだが、光復後、李承晩が返還を要求し、それをこばんだ某僧が壁画ごと焼身自殺をはかったのだという。
  まことにはげしい話であるが、このような異様な行動は韓民族にはみられず、日本固有のものだとおもわれる。私はこの説をとる。

  余談ながら、この事件をきっかけに文化財保護法が制定されたというから、日本人の文化財にたいする意識の遅れがわかる。
  韓国のばあい高麗青磁の保護にみられるように、歴代の王朝は自国の文化にたいする意識が高く、現代では文化財はきちんと番号をつけて整理されている。

  以下は、日本人がいかに美にたいして低い意識しかなかったかをしめすはな   しである。
  伊藤博文が貧家の土間にころがっていたうつわをみつけ、高宗に、
「このきれいなうつわは何ですか」
  とたずねたとき、高宗はなにも答えず伊藤は憤慨したという。
「事実ですか」
  チャングムがうたがうのもむりはない。これは現在の韓国ではほとんど知られないはなしである。
  高宗にしてみれば、貧家の土間にあるようなうつわがきれいなものであるはずがない。どうやらしびんのたぐいではなかったか。ただ事情を知れば伊藤が気の毒とおもってなにも答えなかったのである。
「ありがたがっているものが、じつはガラクタなんだって知ったらショックだわよねぇ。伊藤がちょっとかわいそうかも」
  私は、最初にこのはなしをきいたとき、壬辰倭乱のさい秀吉軍は土間の片隅にころがっているうつわを強奪し、それを茶人たちが随喜の涙をこぼしてあがめたてまつったということをおもいおこした。

  余談が過ぎたが、かれらにとってはきたないうつわ程度でも、韓半島のものは先進文化としてありがたいものであったらしい。
  そのことはいまもかわりない。
「韓流」と称して、韓国の芸能人なら、どんなしろうと同然のものであっても土下座してこれをむかえている。
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