朝鮮を笑う

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斜め上の雲 114

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2008/06/12 02:52 投稿番号: [2489 / 2847]
  盧武鉉のバランサー発言をうけて、韓国の外交戦略は迷走した。
  この原因は、盧武鉉の神経と思考力の混乱にあるであろう。それを混乱させたのは韓国は強大国であるという現実から遊離した夢想であった。その夢想を導きだしたのはウリミンジョク至上主義であり、いずれにせよ盧武鉉は一瞬といえども現実を察することがなく、みずからのつくりだした妄想、願望、墓穴にことごとくひっかかり、ふりまわされ、陥ちこんだ。理想主義というものがこれほど愚劣に発揮された例もまれで、一方それ以上まれであったのは、これほどみずからの欠陥というものにふりまわされながら、なに一つさとることのない盧武鉉という指導者であった。

  すぐれた弁護士であった盧武鉉は、つねに相手の反応を事前にはかることを考えていたはずであった。かれはバランサー発言においても各国の反応を何度も検討した。かれの検討が現実的であれば北東アジア情勢にとって喜ぶべき結果になったであろうが、かれが現実家でなかったため、一編の喜劇をつむぎだすにとどまった。かれのその政策は構想段階からすでにたわごとでしかなかった。自らの願望や妄想にひきずられてふりまわされすぎたからであった。

  まったくこの状況をみると、盧武鉉は盧武鉉自身に翻弄されたとしかおもえない。
  かれは、じぶんの言動が、韓国国内だけでなく国際的に影響を及ぼすことを知っていた。
  さらには訪米、訪日、訪中と外遊をかさねたかれは、韓国の地政学的位置というものを知っていたはずであった。
  韓国は対日政策において高圧的である。しかしながら国際的な理解はすくなく、展開された論理は整合性にとぼしい。もし盧武鉉が日韓米同盟の堅持に集中して対話の機会を設け、現実的な安全保障政策に専念すれば、韓国の地位をたもつことは簡単であり、その圧力をもって北朝鮮に対峙すれば、孤立する北朝鮮は妥協せざるをえない。国際関係にもまれつづけている韓国の指導者ならわかるはずであった。
  だが、かれは、
「いまや韓国は自らを守れるだけのじゅんぶんな力をもっている。北東アジアのバランサーの役割を果たせる国防力を育てつつある」
  と既存の同盟の枠組みをふみにじった戦略を誇示した。さらに、
「今後、われわれがどんな選択をするのかによって北東アジアの勢力図が変わるだろう」
  と高言したのである。
  これに対して、国際社会は激怒するより困惑した。
「いったいなにをいっているのか」
  たれもが真意をはかりかねた。

  同盟というものは、相互の防衛義務にしばられる関係であり、パートナーが戦争または紛争に巻きこまれたとき、味方にたつという約束である。
  しかし、バランサーとは、いかなるかたちでも同盟関係をもつことなく、しかもいずれに加担しても天秤がかたむきすぎないように均衡をたもつことであろう。
  政府関係者が補足したように、韓米同盟を基本としてバランサーの役割を遂行するというのであれば、韓国が攻撃を受けたとき米国がともに戦ってくれるという同盟を維持しながら、北東アジアで米国が紛争当事者になった場合、韓国は勢力の均衡をたもつため中立的な立場をとる――場合によっては敵に加担する――ということになる。
  これほどむしのいい話はない。
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