斜め上の雲 113
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2008/04/30 02:27 投稿番号: [2464 / 2847]
三月二十三日、外交戦争という言辞を盛りこんだ対日ドクトリンを発表した盧武鉉は、その前日、陸軍三士官学校の卒業式に出席したとき、
「今後、われわれがどのような選択をするかによって北東アジアの勢力図は変わるだろう」
といい、
「われわれは、世界にひけをとらない民主主義と経済発展をとげ、みずからを守れるだけのじゅうぶんな力をもっている。北東アジアのバランサーの役割を果たせる国防力を育てつつある」
とその国策をぶちあげていた。
韓国政府は右往左往した。このような大胆な国家戦略を公表することについて、ほとんどの人間が知らなかったのである。かれらはまず、
「これは米韓同盟を否定するものではない」
と毒消しにはしった。盧は、一週間後の三十日にも大統領府での外交通商部の業務報告を受けた席で、
「韓国外交は、北東アジアを平和と繁栄の秩序を確立するため、地域内の葛藤と衝突が再燃しないようバランサーの役割をはたなければならない」
と再度いい、今度は
「このためにも、韓米同盟をしっかり堅持する必要がある」
とアメリカに配慮するようにいった。また、
「韓米同盟に基づいて、協力と統合の北東アジア秩序の構築にむけ外交部が戦略的ビジョンと方向性を持って政策をリードしてほしい」
と政府にも注文をつけた。バランサー戦略によって政策を考えろ、という意味であった。そればかりか、
「韓国政府は日本に周期的に繰り返し謝罪を求めているわけではない。日本が過去に対する謝罪を無効化する行為をしてはならないという原則的な立場を表明しているのだ」
と、いつもどおりの反日言動をあらためて強調した。
金錫元はこの一連の発言について新聞で知ったが、
「いったい何をいっているのだろう」
と、怒るよりもとまどいが先にきた。現実世界の均衡をわすれた自慰(マスターベーション)と自己満足にしかおもえなかったのである。
インターネット上では、ネチズンたちが感きわまったように賛同のコメントをさかんに書きこんでいた。韓世実はそれをみておもわず涙ぐんだ。
(ウリナラには愛国者がいっぱいいるのだ)
大韓民国が、米日中露と並みいる強大国にこびることなく自立独歩して、困窮する北の同胞にあたたかい手をさしのべるという慈愛をもちあわせた先進国となる日は近い、そうおもった。
金華秉のほうはそこまで浮かれてはいなかった。
(ここからが勝負だ)
ウリナラの進むべきみちを全世界に喧伝したいま、その実現に向けてどう歩むかである。まずは安定した政局運営を確保しなくてはならない。安定度をはかるものさしは政権支持率である。
「やはり、道徳的に劣る日本の犯罪行為をただして、国内にも国外にも正義のありようを見せつけるべきだ」
過去の行状を反省もしない戦犯国を責めることは国際社会の大義にも合致するはずである。倭奴(ウェノム)にはその悪行についてもっと反省と謝罪をさせ、誠意のしるしとしてあらゆる賠償もさせなくてはいけないであろう。もっとも、いくら賠償したところでその道徳的犯罪は永久にきえることもあるまいが。
「今後、われわれがどのような選択をするかによって北東アジアの勢力図は変わるだろう」
といい、
「われわれは、世界にひけをとらない民主主義と経済発展をとげ、みずからを守れるだけのじゅうぶんな力をもっている。北東アジアのバランサーの役割を果たせる国防力を育てつつある」
とその国策をぶちあげていた。
韓国政府は右往左往した。このような大胆な国家戦略を公表することについて、ほとんどの人間が知らなかったのである。かれらはまず、
「これは米韓同盟を否定するものではない」
と毒消しにはしった。盧は、一週間後の三十日にも大統領府での外交通商部の業務報告を受けた席で、
「韓国外交は、北東アジアを平和と繁栄の秩序を確立するため、地域内の葛藤と衝突が再燃しないようバランサーの役割をはたなければならない」
と再度いい、今度は
「このためにも、韓米同盟をしっかり堅持する必要がある」
とアメリカに配慮するようにいった。また、
「韓米同盟に基づいて、協力と統合の北東アジア秩序の構築にむけ外交部が戦略的ビジョンと方向性を持って政策をリードしてほしい」
と政府にも注文をつけた。バランサー戦略によって政策を考えろ、という意味であった。そればかりか、
「韓国政府は日本に周期的に繰り返し謝罪を求めているわけではない。日本が過去に対する謝罪を無効化する行為をしてはならないという原則的な立場を表明しているのだ」
と、いつもどおりの反日言動をあらためて強調した。
金錫元はこの一連の発言について新聞で知ったが、
「いったい何をいっているのだろう」
と、怒るよりもとまどいが先にきた。現実世界の均衡をわすれた自慰(マスターベーション)と自己満足にしかおもえなかったのである。
インターネット上では、ネチズンたちが感きわまったように賛同のコメントをさかんに書きこんでいた。韓世実はそれをみておもわず涙ぐんだ。
(ウリナラには愛国者がいっぱいいるのだ)
大韓民国が、米日中露と並みいる強大国にこびることなく自立独歩して、困窮する北の同胞にあたたかい手をさしのべるという慈愛をもちあわせた先進国となる日は近い、そうおもった。
金華秉のほうはそこまで浮かれてはいなかった。
(ここからが勝負だ)
ウリナラの進むべきみちを全世界に喧伝したいま、その実現に向けてどう歩むかである。まずは安定した政局運営を確保しなくてはならない。安定度をはかるものさしは政権支持率である。
「やはり、道徳的に劣る日本の犯罪行為をただして、国内にも国外にも正義のありようを見せつけるべきだ」
過去の行状を反省もしない戦犯国を責めることは国際社会の大義にも合致するはずである。倭奴(ウェノム)にはその悪行についてもっと反省と謝罪をさせ、誠意のしるしとしてあらゆる賠償もさせなくてはいけないであろう。もっとも、いくら賠償したところでその道徳的犯罪は永久にきえることもあるまいが。
これは メッセージ 2425 (toapanlang さん)への返信です.
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