朝鮮を笑う

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斜め上の雲 103

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2007/03/09 21:42 投稿番号: [1967 / 2847]
  二〇〇二年六月、日韓共催のワールドカップサッカー大会がおこなわれた。韓国は準決勝まで進出し、国民は熱狂した。誤審や相手チームの不可解な退場などのさまざまな疑惑があったが、そのいちいちにはふれない。
  華秉も世実も熱狂した。イタリア、スペインといった世界の名だたる強豪国をやぶっての四強である。だが、実のところをいえば、かれらにとってはサッカーのことなどどうでもよかった。韓国が誇らしいとおもえるものならなんでもよかったのである。むろん、その後も反省などはしない。

  かれらは、スポーツファンとしては最低である対戦国への侮辱行為や妨害工作を平然とおこなった。
  まず予選のポーランド戦では、サポーターの集団であるレッドデビルズが試合前夜にポーランド代表の宿舎前で一晩中さわいだため、ポーランド選手は寝不足におちいった。アメリカ戦でも同様の工作をおこなったという。これを、
「音攻」
  といい、当時サッカー協会の幹部だった大学教授は、二〇〇六年に朝鮮日報紙上で、
「正式にみとめられた合法的な戦術である」
  と臆面もなく強弁した。
  イタリア戦ではイタリアの代表選手であるトッティの目にレーザーポインターが照射された。また、準決勝のドイツ戦では、
「ヒトラーの息子たちよ、去れ」
  という横断幕や、ドイツのキーパーであるカーンの遺影をつくってスタンドにあげた。

  韓国チームも、国民の民度によくみあった行動に出た。選手たちは有利な判定に気をよくして、李天秀(イ・チョンス)はイタリアのマルディーニの頭を蹴るなど、ぎりぎりどころかファールそのものにあえて挑むようになったし、ヒディング監督は敵の速攻を防ぐため試合前には率先してピッチに水をまいた。
  もちろん、日本に対する嫌がらせも忘れてはいない。開会式では小泉純一郎首相の祝辞と国歌斉唱中にブーイングをした。日本・トルコ戦のあとに日本国旗を焼いたともいう。
「いっしょに決勝戦にゆこう、と日本に対して応援もおくっていた」
  と擁護する者もいたが、あくまでも韓国の決勝戦進出が決定したあとでの行動であり、もし韓国が敗退していれば、そのように日本に対する声援をおくっていたとはとうていおもえない。

  そのような狂騒のかげで、韓国にとって重要な事件が何件かおきていた。
  そのひとつは、六月二十九日におこった西海海戦である。
  九九年にも同様に、西海海戦と称される北朝鮮との交戦があったが、前回とちがって韓国側の警備艇が撃沈され多数の死傷者が出た。
  海戦の勝敗よりも大きなちがいは、かれら戦死者が政府にかえりみられることもむくわれることもなかったことである。戦歿後、大統領や首相らはかれらの慰霊祭にいっさい出席していないのである。
  かれらの戦いと死がきれいに忘れられたのに対し、おなじ月の十三日、在韓米軍の装甲車が女子中学生二人をはねて死亡させた事件は大きく取りあつかわれ、デモなどの反米行動をひき起こしたばかりか年末の大統領選挙の結果をも左右した。反米志向を露骨に出している新千年民主党候補の盧武鉉が当選したのである。
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