朝鮮を笑う

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解説:斜め上の雲 93&94

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/12/06 11:23 投稿番号: [1894 / 2847]
紹介した李佑泓の体験については『どん底の共和国』『暗愚の共和国』(李佑泓)を参考にし、小田実、岩垂弘の言説については、『悪魔祓いの戦後史』『朝日新聞血風録』(稲垣武)、『退屈な迷宮』(関川夏央)、『虚報の構造   オオカミ少年の系譜』(井沢元彦)を元ネタにしました。個々の引用箇所については、正直言って長過ぎるので、HP掲載時に全文載せることにして、ここでは一つだけ紹介します。

>共和国当局者の公式宣伝によると、共和国の水稲の収穫量は十アール当たり、平均で千五百キロ、多いところでは二千キロから二千五百キロだ。総連中央でも同じことをうけ売りしており、元山農大や科学院農業関係者も、この数字を私に何回も自慢した(共和国当局者が発表する穀物収穫量は、いずれも籾を含む)。
  しかし、「主体農法」の優秀性を宣伝するためのこの数字も、結論からいえば虚構であり、デタラメな作り話に過ぎない。農業にまったく無知な者ならいざ知らず、少しでも知っている者からは一べつもされないしろものだ。
  それは、いまや食客会計赤字に悩んでいるものの、世界の先端を行く日本における農業でも、水稲栽培農家は「五石農家」になるのが夢であるという事実によっても明らかである。
  ちなみに、五石とは十アール当たり収穫量が十二・五俵であり、キロに換算すれば七百五十キロである。すると、共和国の十アール当たり収穫量は日本の二倍以上ということになる。(中略)こういえば、共和国では水稲を密植するから、それぐらいの収穫をあげることは可能だ、と反論するむきもいるだろう。
  だが、これまた農業に無知であるがゆえの反論、いや屁理屈の類いでしかない。水稲はその性質上、密植すれば分蘖(稲、麦などの根のまわりの茎が枝分かれすること)が悪くなり、かえって減収につながるものである。したがって、密植=増収論も農業のABCをわきまえぬ論議というほかない。記憶している人も少なくないと思うが、いまから三十数年前、毛沢東時代の中国において実験された水稲のミチューリン方式(〝超密植〟の水稲栽培)では水稲が成育なかばの段階で、卵を水田に投げても土のところまで落ちなかったといわれるほど密植してコメを栽培した。
  当時の中国当局者は、このミチューリン方式の大成功、大豊作を宣伝した。それにともない、一部日本の〝進歩的文化人〟たちが、現在、共和国の「主体農法」なるものの太鼓持ちをつとめている人々のように、中国における密植水稲栽培を、「画期的かつ歴史的実験」である、と持ち上げていたことも記憶に新しい。
  しかし、その結果はどうであったか。水稲の大減産という事態をまねき、中国各地の農民が食糧危機に見舞われただけではなかったか。(後略)

『どん底の共和国』李佑泓   亜紀書房

本当は、日教組連中の首領サマへの萌え狂いっぷり(おい!)をもっと書きたかったのですが、本題からずれてゆくのでやめました。

金泳三の言辞については、『退屈な迷宮』(関川夏央)文庫版のあとがきを参考にしました。
VANKについての説明は不要でしょうね。ようはサイバー紅衛兵、もしくはニダーユーゲントってとこでしょう。憂国騎士団もありか。
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