朝鮮を笑う

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斜め上の雲 90

投稿者: toaniuniu05 投稿日時: 2006/11/02 23:30 投稿番号: [1842 / 2847]
  韓国は、経済だけでなくスポーツの面でも躍進したとされる。
  ややさかのぼるが、九四年には、アジア各国が参加する総合競技大会が日本の広島で開催された。韓国選手団は健闘したのだが、おもわぬ事件があった。
  選手村の食堂からキムチが消えたのである。
「韓国選手のスタミナ源をうばう日本の陰謀だ」
  と韓国マスコミは大さわぎし、それに端を発して、
「マラソンコースの前半を急なみち、後半をなだらかなみちに設定したのは、後半に強い韓国選手を前半で落とすためだ」
「いやがらせのために、韓国選手の練習時間を昼食や夕食にかかる時間に設定している」
  などと、大会前半には日本陰謀論の報道で一色となった。
  だが、真実は悪質なものではなかった。むしろ韓国人にとってよろこばしいことであったといっていい。
「キムチが各国選手団に大人気のため売り切れて、補充が間にあわなかった」
  というだけのことであった。

  この大会後半の時期には、ソウル市内の漢江にかかる聖水大橋が突然崩落して三十二人が死亡するという事件がおきた。原因は手抜き工事であったのだが、それまでアジア大会での日本たたきに熱中していたマスコミは一転して、日本時代につくられた橋のじょうぶさと緻密な管理点検をおこなう日本をもちあげ、にわかに、
「日本にまなべ」
  といいだした。
「そんなバカな」
  華秉は憤慨した。韓国の建築技術を低い水準に押しとどめた日本が悪いのではないか。ウリミンジョクはむしろ被害者であろう。なにゆえ加害者にへつらってまなばねばならぬのか。
「寝言をぬかすな」
  錫元は弟を一喝した。他者に容易に責任を転嫁するほどウリミンジョクはなさけない民族になりさがったのか。麗水石油コンビナートをみよ、ソウル地下鉄一号線をみよ、みな日本の真摯な教えとわれわれのたゆまぬ努力がつくりだしたものではないか。それを忘れて日本を責めるのは忘恩不義ではないか。

  なお、崩落した橋をつくった企業は、七七年にパラオに橋をかけているが、これも手抜き工事だったため九六年に崩落した。その後、前回の入札で負けた日本の鹿島建設がODAによって橋を新しくかけ、日本・パラオ親善の橋とよばれるようになった。

  はなしがそれた。
  九六年には、二〇〇二年のワールドカップ招致活動について、FIFA理事となっていた大韓サッカー協会会長の鄭夢準の活躍によって、日本開催に決まりかけていた衆議をくつがえして韓日共同開催に持ちこんだ。
  鄭は現代財閥の創始者鄭周永の六男であり、政府と一体化し現代財閥の財力にものをいわせ、他の理事に金や利権、さらには女性をあてがうなど接待籠絡につとめたのである。日本において、韓国に対する批判が醸成されるきっかけのひとつとなったといっていいだろう。

  ようするに、韓国にとってすべてがうまくいっていた。
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