朝鮮を笑う

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解説:斜め上の雲 83

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/09/15 19:58 投稿番号: [1778 / 2847]
元ネタは2巻「日清戦争」、開戦直前、川上操六参謀次長が陸奥宗光外相と密談して手はずを打ち合わせる場面です。
  実をいえば、『斜め上の雲』の本文で、一番先に着手、完成させていたのがこの回です。
「そこをごまかすのだ」という川上の台詞から思いつきました。以下原文。

≫この六月二日の閣議のあと、川上操六はひそかに陸奥をその官邸に訪問し、密談した。
  川上はいった。
「私が得ている情報から判断するに、清国はすでに韓国に五千の兵を駐在させている」
  ――ところで日本は。
  と、川上はいう。これに対しすくなくとも七、八千の兵は動員せねばならぬ。
「勝算は如何」
  と、陸奥。
「たとえ京城(ソウル)付近で衝突するも、撃破することは易々たるものである。むろん、清国はわが出兵をきいていそぎ増派するにちがいない。李鴻章はその直属軍四万のうち三万を韓国に派遣するにちがいないが、そうなればわが軍もそれにつれて増派してゆく」
「要するに初動の兵数は七、八千だな」
「左様、最低の人数である」
「しかし、伊藤首相はゆるすまい。かれはあたまからの平和主義者である」
「そこを、ごまかすのだ」
  と、川上操六はいった。
「首相に対しては一個旅団をうごかす、といっておく。一個旅団の兵数は二千である。これならば首相もゆるす」
「それで?」
「二千は平時の人数である。しかし旅団が戦時編制をすれば七、八千になる。首相はそこまで気づかぬはずだ」

>世実がみるように、河野洋平はこの慰安婦問題が燃えさかることをおそれつづけた。
  というより、この問題からのがれるためならたいていのことは受け入れようと考えていたふしがある。

  目先の糊塗策に走って、千載にわたって国家民族に汚名を着せることとなったのだから、河野洋平は腹を斬って天下に罪を謝すべきですな。
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