解説:斜め上の雲 79
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/08/30 01:27 投稿番号: [1737 / 2847]
>この姿勢が、経済が日米にたよりきった状態のまま発展をつづける韓国の学生たちにとってはまぶしくうつった。現実がどうであったかはこのばあい関係はない。この民族の通弊として、あくまでも重視されるのは看板であって中身ではない。
>再三いうようだが、このとき学生たちの脳裏には、現実の北朝鮮が中ソからの援助的貿易によって命脈をつなぎ、中東やアフリカに武器を輸出、軍事顧問を派遣して、みずからが「外勢」となっていることなどまったくうつっていない。
もとより、かれらはそのようなことを知ろうともしなかったし、知ったところで脳内妄想があらたまるわけでもなかったのだが。
ようは、北朝鮮への過大評価は、外見至上主義の一例でもあったんじゃないか、というのが私の解釈です。
あと、これはもう少し後の時期になりますが、自分たちが北より優位にあることが分かったため、強大な自分たちが窮状にある同胞に救いの手を差し伸べるという優越感を感じることができるようになった、というのもあるでしょう。ようは優越感を感じる相手とネタがあればよいのです。なければつくる!
林秀卿や大学の話は、『退屈な迷宮』(関川夏央)を元ネタにしました。
これは メッセージ 1736 (toapanlang さん)への返信です.
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