朝鮮を笑う

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解説:斜め上の雲 56

投稿者: toaniuniu05 投稿日時: 2006/07/12 00:28 投稿番号: [1628 / 2847]
>「大東亜戦争をみてください。南方の密林で戦った日本軍は完全な正規軍だったではないですか。かれらが密林に適していなかったといえるのですか」
  軍事に関しては、相手がだれであれ錫元の発言は容赦ないものであった。生死がかかっている以上当然のことであろう。
「じぶんの足だけをたよりにして戦っていたにもかかわらず、通信と補給が途切れないかぎりは、統制のとれた行動を維持しえたではありませんか」
  大東亜戦争で日本軍と戦っていたのは他ならぬアメリカ軍である。また、今は第一線を退いているものの韓国軍の将官クラスには当時日本軍として戦っていたものも多い。敵味方双方の立場で密林戦を経験しているというのに、なぜその歴史を振り返ってまなぼうとしないのか。

  引き続き『征途』からです。以下原文。

≫福田は頷いた。内心で、なぜ誰も歴史を研究しないのだろう、と思う。歴史を――例えば、太平洋戦争で南方に展開した日本帝国陸軍がどんな戦術を用いたか調べれば、俺が何を考えているか、判る筈なのに。島田陸将(東亜註:島田豊作。ヴェトナム派遣軍の総司令官)が俺をかばってくれているのは、その点に気付いているからだ。
(中略)
  彼に言わせるなら、ジャングル内のゲリラ戦に正規軍は不適であるという一般常識は明らかな間違いだった。太平洋戦争中、密林内で行動した日本帝国陸軍は完全な正規軍だったが、彼らが密林に適していなかったと言う者はいない。通信が途切れない限り、その行動は統一がとれていたし、ゲリラと比べてジャングルの戦いに弱いということはなかった。

>錫元の提言に対して、韓米軍の将官たちはおおむね無反応であった。
(瘴気にでもあたって脳をやられてしまったのではないか)
  ベトナムは亜熱帯に属し、とくに南ベトナムは五月から十月の雨季の間に感染症が多発する。それとも、
(あまり戦闘の苛烈さがつづいているせいで、帽子の下がぼけてしまったのか)
  錫元はにがい表情をつづけていたが、ふとおもいあたった。

最後の独白は、5巻「二〇三高地」、旅順攻略戦で、二〇三高地越えに旅順港内を砲撃するよう言った児玉源太郎に対して、攻城砲兵司令官の豊島陽蔵が反論したときの児玉の独白です。以下原文。

≫(あまり戦闘の苛烈さがつづいたせいか、豊島の帽子の下がぼけてしまったらしい)
  児玉は、にがい表情をつづけている。
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