朝鮮を笑う

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斜め上の雲 4

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/01/31 09:14 投稿番号: [1122 / 2847]
  戦争がはじまろうとしている。
  いわゆる朝鮮戦争である。韓国がはじめて経験したこの戦争を、この物語におけるひとりの少年も、当然ながら経験してゆく。

  朝鮮戦争とは、なにか。
「朝鮮戦争とは、冷戦構造の成立による米帝の覇権侵略戦争である」
  という定義が、隣国のいわゆる進歩的学者たちのあいだで相当の市民権をもって通用した。
  あるいは、
「日帝の侵略、米ソの対立がもたらした民族分断であり、ウリナラを食いものにした特需で焼け野原の日本が復興した」
  ともいわれる。というような定義があるかとおもえば、積極的に韓国の立場をみとめようとする意見もある。
「北朝鮮は武力による韓半島統一をのぞんでいた。さらに北方のソ連は、北朝鮮に対し、援助をふやしつつあった。韓国はこれに対し、民族の統一という立場から北朝鮮に対し平和的な統一体制の構築をはかろうとした。が、北朝鮮は暴慢であくまでも武力による韓半島統一に固執し、侵略してきたため、韓国は独力でそれをみごとに排除した」
  前者にあっては韓国はあくまでも悲劇的な、大国の野望に翻弄される被害者のすがたであり、後者にあってはこれとはうってかわり、英姿さっそうと亀甲船にのる不滅の李舜臣のようである。ウリナラの歴史像を被害者か善玉かという、極端でしかとらえられないというのは、いまの韓国歴史学のぬきさしならぬ不自由さであり、その点のみからいえば、韓国歴史学は実証精神をよりすくなくしかもってないか、もとうにも持ちえない重要な欠陥が、宿命としてあるようにもおもえる。

  他の科学に、そのような決めつけかたはない。たとえばカプサイシンは善玉でES細胞は被害者であるというようなことはないであろう。そういうことは絶対ありえないという場所ではじめて科学というものが成立するのだが、ウリナラの歴史学の不幸は、むしろ逆に韓国は正義でまちがっていないと決めつける地点から成立してゆくというところにある。

  朝鮮戦争とはなにか。
  その定義づけを、この物語においてはそれをせねばならぬ必要が、わずかしかない。
  そのわずかな必要のために言うとすれば、善でも悪でもなく、世界の歴史のなかにおける朝鮮半島という地域の地政学的命題としてこのことを考えてゆかねばならない。

  ときに、韓国は20世紀中盤にある。
  米ソはたがいに味方国を増やそうとうごき世界史はいわゆる冷戦のイデオロギーでうごいている。
  韓国という国は、アメリカの自由主義陣営の一国として、この時点から2年前に国家として誕生した。
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