イルボンを上回るニダ
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2011/01/24 18:21 投稿番号: [3422 / 4114]
記事入力 : 2011/01/24 16:01:46
少子高齢化、日本を上回る災難
【失われた20年、日本に学ぶ】
慶尚南道青松郡にある旧釜谷初等学校(小学校)。一時は全校児童500人を超えた同校は、児童数の減少により廃校となり、昨年3月から「青松シニアクラブ」という看板を掲げた。高齢者に特産物の生産など雇用機会を提供する企業がここを拠点としている。校舎は昔のままだが、、教室は事務室に変わり、校庭には子どもたちではなく、おばあさんやおじいさんら約10人が寄り添って座り、干した大根の葉を処理していた。
シニアクラブの責任者に当たるファン・ジンホ館長(31)は、「青松郡には1990年代、37校の初等学校があったが、今は9校しか残っていない」と話した。若年層の減少で、消費や就労者が減り、事業所数も最近10年間で415カ所減少した。その代わりに登場した「敬老堂」と呼ばれる高齢者向けの交流施設は、98年の93カ所から2009年には170カ所に増えた。
韓東洙(ハン・ドンス)青松郡守(郡の行政首長)は「最近、少子高齢化の泥沼から抜け出すことがどれほど難しいかを実感している」と述べた。
高齢化(老齢人口比率28.4%)に陥った青松郡の現実は、われわれの未来でもある。少子高齢化で経済が衰退する道を経験した日本の景気低迷の兆しが、韓国の至る所でも見え始めている。
■消費も生産も老化
まず、子どもを対象とした産業は共倒れの危機を迎えている。1970年代初めに年間100万人を超えていた新生児数は減り続け、2000年には63万人、09年には44万人にまで減少した。これに伴い、韓国の粉ミルク年間消費量は2000年の2万2728トンから、昨年は1万3913トンへと39%も減少した。流通業界の関係者は、「乳幼児向けの靴や飲料・食料などの関連業者は長期的な没落を免れない」と指摘した。少子化に伴い、産婦人科の数も2006年以降、4%減少した。
少子高齢化の波紋は、すべての分野に広がっている。現在年平均3.6%前後の成長率を示している靴・衣類の消費は、伸び率が徐々に鈍化し、2030年にはマイナス0.24%に、交通・自動車の消費は現在の4%の伸びからマイナス0.19%に落ち込む見通しだ。教育分野はさらに深刻で、現在の6.9%の高成長からマイナス1.18%に転落するとみられている。
高齢化は生産現場でも本格化している。現代重工業の従業員2万5000人の平均年齢は44歳。1999年の35歳から10年間で10歳近く上昇した。世界最高といわれた日本の造船業に韓国が2000年以降、追い付くことができたのは、日本の造船業が高齢化に伴う対策に失敗したことが原因の一つとされる。当時、韓国の造船業従業員の平均年齢は30代半ばだったが、日本は50代に迫っていた。大宇造船海洋の関係者は、「韓国は豊富な人材がいたおかげで、船主の要求によるオーダーメード式の船舶建造が可能だった。しかし、日本は人材不足で標準型の船舶しか生産できず、競争に押されてしまった」と分析した。
■失敗した日本にも劣る韓国の対策
韓国の少子高齢化対策は、失敗した日本のレベルにも達していないという指摘が出ている。日本の少子化対策予算は国内総生産(GDP)の0.8%(2008年現在)だ。韓国は08年に同0.5%、2011年には予算が追加されても0.7%にとどまる。日本よりも少子化のペースが速いにもかかわらず、それに歯止めをかける予算が少ないことから、効果のなさは明らかだとの批判だ。
少子化対策を進めるに当たっては、強い推進力が必要となる。日本も20年前には現在の韓国と同様、文部省、厚生省、労働省など4つの官庁が少子化対策に当たっていたが、対策の推進力を強化するため、厚生省と労働省を統合し、厚生労働省を発足させた。また、2003年には少子化対策を専門に担当する特命大臣が任命された。これに対し、韓国は依然として、保健福祉部長官が推進役を務めるものの、企画財政部、教育科学技術部、女性家族部との協議が必要だ。保健福祉部の関係者は、「少子化対策のための予算を執行しようとしても、企画財政部の顔色をうかがわなければならず、優先順位でも不利な立場に置かれる」と述べた。
こうした状況なだけに、韓国政府が42兆ウォン(約3兆900億円)を投じた第1次少子高齢化社会基本計画(2006−10年)の期間でさえも、合計特殊出生率は政府目標(1.6)をはるかに下回る1.15(09年)にまで落ち込んだ。
LG経済研究院のイ・ジピョン委員は、「少子高齢化に対する絶好の秘策はないとしても、政策のタイミングと規模で効果を上げることは可能なはずだ。デパートのように政策を並べ立てているだけでは、日本のように少子高齢化の泥沼から脱することはできない」と警告した。
青松(慶尚北道)=李仁烈(イ・インヨル)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
こっちに擦り寄るな。
少子高齢化、日本を上回る災難
【失われた20年、日本に学ぶ】
慶尚南道青松郡にある旧釜谷初等学校(小学校)。一時は全校児童500人を超えた同校は、児童数の減少により廃校となり、昨年3月から「青松シニアクラブ」という看板を掲げた。高齢者に特産物の生産など雇用機会を提供する企業がここを拠点としている。校舎は昔のままだが、、教室は事務室に変わり、校庭には子どもたちではなく、おばあさんやおじいさんら約10人が寄り添って座り、干した大根の葉を処理していた。
シニアクラブの責任者に当たるファン・ジンホ館長(31)は、「青松郡には1990年代、37校の初等学校があったが、今は9校しか残っていない」と話した。若年層の減少で、消費や就労者が減り、事業所数も最近10年間で415カ所減少した。その代わりに登場した「敬老堂」と呼ばれる高齢者向けの交流施設は、98年の93カ所から2009年には170カ所に増えた。
韓東洙(ハン・ドンス)青松郡守(郡の行政首長)は「最近、少子高齢化の泥沼から抜け出すことがどれほど難しいかを実感している」と述べた。
高齢化(老齢人口比率28.4%)に陥った青松郡の現実は、われわれの未来でもある。少子高齢化で経済が衰退する道を経験した日本の景気低迷の兆しが、韓国の至る所でも見え始めている。
■消費も生産も老化
まず、子どもを対象とした産業は共倒れの危機を迎えている。1970年代初めに年間100万人を超えていた新生児数は減り続け、2000年には63万人、09年には44万人にまで減少した。これに伴い、韓国の粉ミルク年間消費量は2000年の2万2728トンから、昨年は1万3913トンへと39%も減少した。流通業界の関係者は、「乳幼児向けの靴や飲料・食料などの関連業者は長期的な没落を免れない」と指摘した。少子化に伴い、産婦人科の数も2006年以降、4%減少した。
少子高齢化の波紋は、すべての分野に広がっている。現在年平均3.6%前後の成長率を示している靴・衣類の消費は、伸び率が徐々に鈍化し、2030年にはマイナス0.24%に、交通・自動車の消費は現在の4%の伸びからマイナス0.19%に落ち込む見通しだ。教育分野はさらに深刻で、現在の6.9%の高成長からマイナス1.18%に転落するとみられている。
高齢化は生産現場でも本格化している。現代重工業の従業員2万5000人の平均年齢は44歳。1999年の35歳から10年間で10歳近く上昇した。世界最高といわれた日本の造船業に韓国が2000年以降、追い付くことができたのは、日本の造船業が高齢化に伴う対策に失敗したことが原因の一つとされる。当時、韓国の造船業従業員の平均年齢は30代半ばだったが、日本は50代に迫っていた。大宇造船海洋の関係者は、「韓国は豊富な人材がいたおかげで、船主の要求によるオーダーメード式の船舶建造が可能だった。しかし、日本は人材不足で標準型の船舶しか生産できず、競争に押されてしまった」と分析した。
■失敗した日本にも劣る韓国の対策
韓国の少子高齢化対策は、失敗した日本のレベルにも達していないという指摘が出ている。日本の少子化対策予算は国内総生産(GDP)の0.8%(2008年現在)だ。韓国は08年に同0.5%、2011年には予算が追加されても0.7%にとどまる。日本よりも少子化のペースが速いにもかかわらず、それに歯止めをかける予算が少ないことから、効果のなさは明らかだとの批判だ。
少子化対策を進めるに当たっては、強い推進力が必要となる。日本も20年前には現在の韓国と同様、文部省、厚生省、労働省など4つの官庁が少子化対策に当たっていたが、対策の推進力を強化するため、厚生省と労働省を統合し、厚生労働省を発足させた。また、2003年には少子化対策を専門に担当する特命大臣が任命された。これに対し、韓国は依然として、保健福祉部長官が推進役を務めるものの、企画財政部、教育科学技術部、女性家族部との協議が必要だ。保健福祉部の関係者は、「少子化対策のための予算を執行しようとしても、企画財政部の顔色をうかがわなければならず、優先順位でも不利な立場に置かれる」と述べた。
こうした状況なだけに、韓国政府が42兆ウォン(約3兆900億円)を投じた第1次少子高齢化社会基本計画(2006−10年)の期間でさえも、合計特殊出生率は政府目標(1.6)をはるかに下回る1.15(09年)にまで落ち込んだ。
LG経済研究院のイ・ジピョン委員は、「少子高齢化に対する絶好の秘策はないとしても、政策のタイミングと規模で効果を上げることは可能なはずだ。デパートのように政策を並べ立てているだけでは、日本のように少子高齢化の泥沼から脱することはできない」と警告した。
青松(慶尚北道)=李仁烈(イ・インヨル)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
こっちに擦り寄るな。
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