世宗実録を検証
投稿者: three_monkeys_and_sleeping_cat 投稿日時: 2005/04/21 00:36 投稿番号: [8765 / 18519]
初めて投降させていただきます。
ニックネームは「三猿と眠り猫(three_monkeys_and_sleeping_cat)」とさせていただきました。
私は竹島=日本領だと思っております。
まず、「世宗実録 地理志」から検証してみましょう。
韓国側の竹島との主張に関するのはこの部分ですね。
「于山武陵二島在縣正東海中二島相去不遠風日清明則可望見」
読み下し文だとこうなります。
「于山・武陵の二島は(襄陽)縣の正に東の海の中に在り、二島は相去ること遠からず、風日清明なれば則ち望み見る可し」
韓国側の主張だと、これが二島が互いに見えるということらしいですが、これを読む限りそんなことは読みとれません
さて、この文章の「望み見る」は、何を、またどこから見ているのでしょうか?
まず、何を見ているかは、おそらく前の二文と同じく「二島」、見ている場所は襄陽縣(朝鮮半島)からと考えます。
二島が違いに見えると考えると、朝鮮において92km以上離れている島など滅多にないのに、「遠くない」と表現するのは明らかにおかしいですから。
一応、朝鮮半島から鬱陵島が見えるかどうか、念のため計算してみました
朝鮮半島から鬱陵島まではだいたい150kmほど離れており、この数字を見れば見えないと考えがちですが朝鮮半島の東側には、ちょうど朝鮮半島の背骨「太白山脈」があります。標高が高いです
計算してみると、160km離れた距離の標高130mあたりから鬱陵島の最高峰・聖人峯(ソギンボン)の山頂が水平線の上に顔を出し標高1800mぐらいで水平線上に鬱陵島の全景が見えることになります。
ちなみに鬱陵島の全景が見えたとすると、180度の視野のうち約3度が鬱陵島です。
(鬱陵島から見える竹島(たけしま)は0.6度、月の大きさ0.5度よりちょっと大きいぐらい)
では、この文書の于山島はどこでしょうか?
結論から言うと「竹島(たけしま)」ではなく「竹島(チュクト)」だと思われます。
「竹島(チュクト)」は鬱陵島の東、約4キロにある島です。
「竹島(チュクト)」自体は、朝鮮半島からは鬱陵島の影になり見ることは出来ないので、朝鮮半島から見えるとの解釈と矛盾しますが、編者が鬱陵島に対してどの方角に「竹島(チュクト)」があるのか知らなかったためかと思います。
その証拠に、二島の位置を襄陽縣の東と正確な方角を書いていながら、鬱陵島から見た于山島の方角を書いていません。
つまり
于山・武陵の二島は(襄陽)縣の真東の海にある。
二島は遠くなく離れいる。
(二島は)天候が良ければ(襄陽縣から)望み見ることが出来る。
という意味で書いたと思われます。
方角が分からなければ、離れていない島だから、鬱陵島が見えれば当然見えるものと考えるのも頷けます。
正確な位置情報がなければ、朝鮮半島から見て二島が蝕の関係をしているとは、なかなか思い付かないものです。
というか、蝕の関係をしていると思い付くのはかなりのひねくれ者です。
さらに追加すれば、「世宗実録」が編纂される前年に書かれた「大宗実録」にも于山島に関する記述があり、その記述では「人が住んでいる」、「鬱陵島のそばにある」旨が記述されています。
これは、明らかに「竹島(たけしま)」の記述ではありません。
この「大宗実録」にも、鬱陵島から見てどちらの方角に于山島があるのかも記載されておりません。
「世宗実録」、「大宗実録」とほぼ同時期に書かれた書に記述された于山島に該当するのは竹島(チュクト)以外存在し得ません。
また、鬱陵島の東側から見える「竹島(たけしま)」の記述があって、同じように鬱陵島の東側から見え、「竹島(たけしま)」より大きく近接した「竹島(チュクト)」の記述がないのは不自然です。
(鬱陵島には、竹島(チュクト)の他に観音島という島が隣接していますが、この島は鬱陵島の岬部分が波などの浸食で生まれた島だと思われます。鬱陵島の島内からは島と認識できないほど近くにあるので地理誌などに記述がないのでしょう。)
少なくとも、18世紀後半以降の朝鮮の地図は明らかに「于山島」=「竹島(チュクト)」として書かれており、そのころの朝鮮政府は「竹島(たけしま)」を領有していないどころか、存在すら認識していないことがわかります。
ついでに、鬱陵島の地図を見て「竹島(たけしま)」と「竹島(チュクト)」のどちらを鬱陵島の属島と認識するかは考えるまでもないでしょう。
仮に日本政府が「竹島(たけしま)」を朝鮮領と認識していたとしても、当の朝鮮政府は「竹島(たけしま)」を知らない(実質的に領有していない)ようなので、1905年の日本政府の竹島領有の直前段階では、「竹島(たけしま)」はどこの国にも属していない無主地\xA4
ニックネームは「三猿と眠り猫(three_monkeys_and_sleeping_cat)」とさせていただきました。
私は竹島=日本領だと思っております。
まず、「世宗実録 地理志」から検証してみましょう。
韓国側の竹島との主張に関するのはこの部分ですね。
「于山武陵二島在縣正東海中二島相去不遠風日清明則可望見」
読み下し文だとこうなります。
「于山・武陵の二島は(襄陽)縣の正に東の海の中に在り、二島は相去ること遠からず、風日清明なれば則ち望み見る可し」
韓国側の主張だと、これが二島が互いに見えるということらしいですが、これを読む限りそんなことは読みとれません
さて、この文章の「望み見る」は、何を、またどこから見ているのでしょうか?
まず、何を見ているかは、おそらく前の二文と同じく「二島」、見ている場所は襄陽縣(朝鮮半島)からと考えます。
二島が違いに見えると考えると、朝鮮において92km以上離れている島など滅多にないのに、「遠くない」と表現するのは明らかにおかしいですから。
一応、朝鮮半島から鬱陵島が見えるかどうか、念のため計算してみました
朝鮮半島から鬱陵島まではだいたい150kmほど離れており、この数字を見れば見えないと考えがちですが朝鮮半島の東側には、ちょうど朝鮮半島の背骨「太白山脈」があります。標高が高いです
計算してみると、160km離れた距離の標高130mあたりから鬱陵島の最高峰・聖人峯(ソギンボン)の山頂が水平線の上に顔を出し標高1800mぐらいで水平線上に鬱陵島の全景が見えることになります。
ちなみに鬱陵島の全景が見えたとすると、180度の視野のうち約3度が鬱陵島です。
(鬱陵島から見える竹島(たけしま)は0.6度、月の大きさ0.5度よりちょっと大きいぐらい)
では、この文書の于山島はどこでしょうか?
結論から言うと「竹島(たけしま)」ではなく「竹島(チュクト)」だと思われます。
「竹島(チュクト)」は鬱陵島の東、約4キロにある島です。
「竹島(チュクト)」自体は、朝鮮半島からは鬱陵島の影になり見ることは出来ないので、朝鮮半島から見えるとの解釈と矛盾しますが、編者が鬱陵島に対してどの方角に「竹島(チュクト)」があるのか知らなかったためかと思います。
その証拠に、二島の位置を襄陽縣の東と正確な方角を書いていながら、鬱陵島から見た于山島の方角を書いていません。
つまり
于山・武陵の二島は(襄陽)縣の真東の海にある。
二島は遠くなく離れいる。
(二島は)天候が良ければ(襄陽縣から)望み見ることが出来る。
という意味で書いたと思われます。
方角が分からなければ、離れていない島だから、鬱陵島が見えれば当然見えるものと考えるのも頷けます。
正確な位置情報がなければ、朝鮮半島から見て二島が蝕の関係をしているとは、なかなか思い付かないものです。
というか、蝕の関係をしていると思い付くのはかなりのひねくれ者です。
さらに追加すれば、「世宗実録」が編纂される前年に書かれた「大宗実録」にも于山島に関する記述があり、その記述では「人が住んでいる」、「鬱陵島のそばにある」旨が記述されています。
これは、明らかに「竹島(たけしま)」の記述ではありません。
この「大宗実録」にも、鬱陵島から見てどちらの方角に于山島があるのかも記載されておりません。
「世宗実録」、「大宗実録」とほぼ同時期に書かれた書に記述された于山島に該当するのは竹島(チュクト)以外存在し得ません。
また、鬱陵島の東側から見える「竹島(たけしま)」の記述があって、同じように鬱陵島の東側から見え、「竹島(たけしま)」より大きく近接した「竹島(チュクト)」の記述がないのは不自然です。
(鬱陵島には、竹島(チュクト)の他に観音島という島が隣接していますが、この島は鬱陵島の岬部分が波などの浸食で生まれた島だと思われます。鬱陵島の島内からは島と認識できないほど近くにあるので地理誌などに記述がないのでしょう。)
少なくとも、18世紀後半以降の朝鮮の地図は明らかに「于山島」=「竹島(チュクト)」として書かれており、そのころの朝鮮政府は「竹島(たけしま)」を領有していないどころか、存在すら認識していないことがわかります。
ついでに、鬱陵島の地図を見て「竹島(たけしま)」と「竹島(チュクト)」のどちらを鬱陵島の属島と認識するかは考えるまでもないでしょう。
仮に日本政府が「竹島(たけしま)」を朝鮮領と認識していたとしても、当の朝鮮政府は「竹島(たけしま)」を知らない(実質的に領有していない)ようなので、1905年の日本政府の竹島領有の直前段階では、「竹島(たけしま)」はどこの国にも属していない無主地\xA4
これは メッセージ 1 (ritiarno さん)への返信です.
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