獨島問答Q16-17
投稿者: hangetsujoh 投稿日時: 2003/10/12 17:34 投稿番号: [2599 / 18519]
Q16.『世宗実録』地理志にはどのように記録されているか?
A.原文には次のように記録されている。
「于山、武陵二島は県(蔚珍縣)の真東の海中にある。二島はお互いに隔てること遠くなく、天候が清明であれば望み見ることができる。新羅の時、于山国と称した(于山・武陵二島 在縣正東海中 二島相距不遠 風日清明 則可望見 新羅時稱于山國)。
ここでまず注目すべきは、于山島と鬱陵島をふたつの島に区分して記録しているだけでなく、二島がお互いに遠くなく、天候が清明であれば見ることができると記録している点である。
東海の重要な地理的特徴のひとつは海には大きな島が「鬱陵島」と「獨島」の二島しかないという事実である。鬱陵島周辺にはいくつかの大きな岩の島があるが、これらは近いので天候が清明でなくともとてもよく見える。
ただ天候が清明なときにだけ小さくお互いに見える島は東海には「鬱陵島」と「獨島」以外にはない。
世宗時代には鬱陵島を「武陵島」(武陵島・羽陵島、「武」の中国音は「う」)と呼んだことが『世宗実録』にしばしば出てくる。そして「獨島」を「于山島」と呼んだ。この事実は17世紀から今日まで古地図において「獨島」の正確な位置にある、鬱陵島以外にもうひとつの島を「于山島」と呼んだ事実にも確認される。
『世宗実録』地理志にはこのような「武陵島」と「獨島(于山島)」を「于山國」と称したと記録し、于山國が「鬱陵島」と「獨島」領土にした海上小王国であったことを明白に明らかにしているのである。
したがって、「于山國」が西暦 512年(新羅智證王13年)に新羅に併合されたことは領土上「鬱陵島」と「獨島」が新羅に併合されたことを意味する。
コメント:『世宗実録』地理志については下記に解説があります。
http://www.han.org/a/half-moon/hm093.html#No.679
Q17.天候が清明であれば、本島に鬱陵島から獨島が見えるのか?
A.もちろん見える。鬱陵島と獨島の距離は 92 km(49カイリ)だが、地球が丸いため海辺では見えるときもあれば見えないときもあるが、200m以上の鬱陵島高地では天候が清明なら鮮明に見える。特に鬱陵島の聖人峰(高さ 984m)では獨島がはっきりと見え、鬱陵島ではこれを観光資源に利用することもできる。
鬱陵島と獨島では天候が清明であればお互いに見えるので、鬱陵島で見える「獨島」をカメラで撮影した人が多い。最近では鬱陵島の Kim Cheol Hwan氏が肉眼で獨島が見えるときに写真を撮り「新慶北日報(1999年12月11日付)に掲載したことがある(写真参照)。
この写真にも証明されるように『世宗実録』地理志に鬱陵島と獨島の「二島はお互いに隔てること遠くなく、天候が清明であれば望み見ることができる」としたのは正確な記録であり、二島がみな新羅時代には「于山國」だったという記録も正確だったのである。
A.原文には次のように記録されている。
「于山、武陵二島は県(蔚珍縣)の真東の海中にある。二島はお互いに隔てること遠くなく、天候が清明であれば望み見ることができる。新羅の時、于山国と称した(于山・武陵二島 在縣正東海中 二島相距不遠 風日清明 則可望見 新羅時稱于山國)。
ここでまず注目すべきは、于山島と鬱陵島をふたつの島に区分して記録しているだけでなく、二島がお互いに遠くなく、天候が清明であれば見ることができると記録している点である。
東海の重要な地理的特徴のひとつは海には大きな島が「鬱陵島」と「獨島」の二島しかないという事実である。鬱陵島周辺にはいくつかの大きな岩の島があるが、これらは近いので天候が清明でなくともとてもよく見える。
ただ天候が清明なときにだけ小さくお互いに見える島は東海には「鬱陵島」と「獨島」以外にはない。
世宗時代には鬱陵島を「武陵島」(武陵島・羽陵島、「武」の中国音は「う」)と呼んだことが『世宗実録』にしばしば出てくる。そして「獨島」を「于山島」と呼んだ。この事実は17世紀から今日まで古地図において「獨島」の正確な位置にある、鬱陵島以外にもうひとつの島を「于山島」と呼んだ事実にも確認される。
『世宗実録』地理志にはこのような「武陵島」と「獨島(于山島)」を「于山國」と称したと記録し、于山國が「鬱陵島」と「獨島」領土にした海上小王国であったことを明白に明らかにしているのである。
したがって、「于山國」が西暦 512年(新羅智證王13年)に新羅に併合されたことは領土上「鬱陵島」と「獨島」が新羅に併合されたことを意味する。
コメント:『世宗実録』地理志については下記に解説があります。
http://www.han.org/a/half-moon/hm093.html#No.679
Q17.天候が清明であれば、本島に鬱陵島から獨島が見えるのか?
A.もちろん見える。鬱陵島と獨島の距離は 92 km(49カイリ)だが、地球が丸いため海辺では見えるときもあれば見えないときもあるが、200m以上の鬱陵島高地では天候が清明なら鮮明に見える。特に鬱陵島の聖人峰(高さ 984m)では獨島がはっきりと見え、鬱陵島ではこれを観光資源に利用することもできる。
鬱陵島と獨島では天候が清明であればお互いに見えるので、鬱陵島で見える「獨島」をカメラで撮影した人が多い。最近では鬱陵島の Kim Cheol Hwan氏が肉眼で獨島が見えるときに写真を撮り「新慶北日報(1999年12月11日付)に掲載したことがある(写真参照)。
この写真にも証明されるように『世宗実録』地理志に鬱陵島と獨島の「二島はお互いに隔てること遠くなく、天候が清明であれば望み見ることができる」としたのは正確な記録であり、二島がみな新羅時代には「于山國」だったという記録も正確だったのである。
これは メッセージ 2598 (hangetsujoh さん)への返信です.
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