池内敏 固有領土論の陥穽
投稿者: take_8591 投稿日時: 2009/02/17 08:53 投稿番号: [17332 / 18519]
2006年の論文
半月城通信の資料集に収録
http://www.kr-jp.net/ronbun/ikeuchi/ikeuchi2006.pdf
日本人によって松島(=竹島)の活用が再開されるのは、鬱陵島と併せての利用が再開される1880年代以後のことである。この1880年代には朝鮮では鬱陵島空島政策が放棄されるから、朝鮮人による鬱陵島利用が公認される時期でもある。竹島/独島が単なる地理的認知の対象から領有認識の対象へと転換を遂げてゆくのは、この時期からのことである。したがって竹島問題に関わって論ずべき「歴史」とは、これ以後についてであり、これ以前の「歴史」は、今日の竹島/独島の歴史的帰属問題と直接に関わるものではない。
・・・・・・・
こうした現状の元、歴史研究者のすべきことは、ナショナリズムを煽ることではない。竹島の領有を巡る歴史問題に関わって、根拠が曖昧にも関わらず断定的で一方的な主張が為される時には、少し立ち止まって冷静さを取り戻せるような丁寧な論証を提示すること、そうした態度を心がけておきたい。最近は韓国人研究者も様々である。依然として、杜撰な史料解読をもとに単純明快で民族主義的な主張をする人達も、まだいるにはいる。しかしその一方で、謙虚かつ客観的に史実を見つめなおそうとする人達も現れてきた。きちんとした議論のできる人達の間で真摯な議論を重ねることが、この問題の解決のための前提条件である。
------------ (引用おわり) ----------------------
俵義文氏が竹島領有権問題をどの様に捉えているのかは判りません。しかし、俵義文氏のHPには、「竹島領有権主張は、領土拡大野心の表れである。教科書で教えるべきことは、侵略野望ではなく、過去の歴史に対する反省である。」を趣旨とする声明文が貼られています。
これは、「根拠が曖昧にも関わらず断定的で一方的な主張」です。SF条約は竹島を放棄していないのですから、日本が竹島領有権を主張するのは、侵略野望ではなく、条約締結国としての信義です。
許英蘭氏は、「日帝が太平洋戦争を起こすと、大韓民国臨時政府は日本に宣戦布告し、連合軍とともに独立戦争を展開した。・・・植民地朝鮮に敗れたのではないという論理を批判する意味もある」と主張されている方のようです。これも、「根拠が曖昧にも関わらず断定的で一方的な主張」です。なぜなら、大韓民国は、SF条約の締結国になれませんでした。
この様に神学論争しかできない方々の中で、池内氏の孤軍奮闘が期待されますが、さてどの様になりますことやら・・・
http://www.kr-jp.net/ronbun/ikeuchi/ikeuchi2006.pdf
日本人によって松島(=竹島)の活用が再開されるのは、鬱陵島と併せての利用が再開される1880年代以後のことである。この1880年代には朝鮮では鬱陵島空島政策が放棄されるから、朝鮮人による鬱陵島利用が公認される時期でもある。竹島/独島が単なる地理的認知の対象から領有認識の対象へと転換を遂げてゆくのは、この時期からのことである。したがって竹島問題に関わって論ずべき「歴史」とは、これ以後についてであり、これ以前の「歴史」は、今日の竹島/独島の歴史的帰属問題と直接に関わるものではない。
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こうした現状の元、歴史研究者のすべきことは、ナショナリズムを煽ることではない。竹島の領有を巡る歴史問題に関わって、根拠が曖昧にも関わらず断定的で一方的な主張が為される時には、少し立ち止まって冷静さを取り戻せるような丁寧な論証を提示すること、そうした態度を心がけておきたい。最近は韓国人研究者も様々である。依然として、杜撰な史料解読をもとに単純明快で民族主義的な主張をする人達も、まだいるにはいる。しかしその一方で、謙虚かつ客観的に史実を見つめなおそうとする人達も現れてきた。きちんとした議論のできる人達の間で真摯な議論を重ねることが、この問題の解決のための前提条件である。
------------ (引用おわり) ----------------------
俵義文氏が竹島領有権問題をどの様に捉えているのかは判りません。しかし、俵義文氏のHPには、「竹島領有権主張は、領土拡大野心の表れである。教科書で教えるべきことは、侵略野望ではなく、過去の歴史に対する反省である。」を趣旨とする声明文が貼られています。
これは、「根拠が曖昧にも関わらず断定的で一方的な主張」です。SF条約は竹島を放棄していないのですから、日本が竹島領有権を主張するのは、侵略野望ではなく、条約締結国としての信義です。
許英蘭氏は、「日帝が太平洋戦争を起こすと、大韓民国臨時政府は日本に宣戦布告し、連合軍とともに独立戦争を展開した。・・・植民地朝鮮に敗れたのではないという論理を批判する意味もある」と主張されている方のようです。これも、「根拠が曖昧にも関わらず断定的で一方的な主張」です。なぜなら、大韓民国は、SF条約の締結国になれませんでした。
この様に神学論争しかできない方々の中で、池内氏の孤軍奮闘が期待されますが、さてどの様になりますことやら・・・
これは メッセージ 17328 (puracyaka2007 さん)への返信です.
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