国際司法裁判所の新しい判決(決定的期日)
投稿者: henchin_pokoider01 投稿日時: 2008/06/08 12:39 投稿番号: [16744 / 18519]
【PedraBranca島】
<事実>
・1953年以降シンガポールがPedraBranca島を実効支配。
・1979年12月にマレーシアの国立地理院の長官がPedraBranca島を自国領とする「マレーシアの領海及び大陸棚の境界」という地図を発行した。
・1980年2月にシンガポールは、マレーシアの主張を否定し地図を修整するように外交文書(diplomatic Note)を送付した。
・シンガポールの抗議書は1993年から1994年の一連の政府間協議につながったが、紛争は解決されなかった。
・2003年に両国がICJへの付託に合意。
<両国の主張>
・両国は、シンガポール及びマレーシアがお互いの主張に対して公式に反対した、1980年に紛争が具体化したことに合意。
<判決>
・裁判所はシンガポールが抗議の外交文書を送付した1980年2月に紛争が具体化(=決定的期日)したことを認定。
【Middle RocksとSouth Ledge】
・Middle RocksとSouth Ledgeについては、PedraBranca島に初めて両岩を含めて両国が交渉を行った1993年2月に紛争が具体化されたと認定。
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【この判例から見る竹島】
面白いのは、実効支配をしている側であるシンガポールの抗議をもって紛争の具体化として認めている点である。最近も教科書問題で柳明桓外相が、重家俊範駐韓大使を外交通商省にわざわざ呼び出して公式に抗議してくれている。「まだまだ、紛争は続いてまっせ」と韓国側が宣伝してくれているわけである。なお、国際法では文書じゃなく口頭でも拘束力をもつ(ex 東グリーンランドの判例におけるノルウェー外相のイーレン宣言)。
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