日韓会談における竹島=独島問題2
投稿者: ban_wol_seong 投稿日時: 2008/05/31 13:36 投稿番号: [16729 / 18519]
もともと竹島=独島問題は日韓会談の当初の議題になかったのに、日本が途中からそれを持ちだして最後までねばる姿勢は李外相にはゴリ押しとうつったことでしょう。1965年、李外相はついに堪忍袋の緒が切れたのか、次のようにダイナマイト発言を放ちました(注4)。
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外相会談ですべての問題が妥結された後に、椎名外相が私に独島に対する韓国の領有権を否定するものではないが、独島問題を一種の韓日間の紛争の対象として認めて、第三国か、または国際裁判所にまかせて、今後 審議をうけるというところまでは合意してくれ、といった。
私はその場ですぐ立上がって椎名外相にいった。私がこのたび愛国国民たちからタマゴまで投げられながら、日本にきたのは韓日間の明日の親善関係のため、調印する目的からだ。
それにもかかわらず、あなたは独島問題によって韓日問題の妥結を阻むのか。日本において独島問題は政治問題であるかも知れないが、韓国においては国民感情を爆発させるダイナマイトだ。独島問題についてもう一度言及するなら、私は荷物をまとめて韓国に帰る、このような話をしたことがあります。
(韓国国会「韓日協定特」議事録、1965.8.9)
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李外相の啖呵はさぞかし迫力があったことでしょう。当時、ただでさえ日韓協定に反対が熾烈だった韓国で、もし当初の議題にもなかった竹島=独島問題で韓国が譲歩したら、朴正煕政権は存立すら危うかったかも知れません。
韓国にとって竹島=独島問題はダイナマイトであるという実例は前の盧武鉉大統領にもありました。大統領は就任当初「未来志向の日韓関係」をうたい、大統領からは過去の歴史問題を持ちださないと日本へ約束しました。
その後、大統領は日本の動きにガマンを重ねたのですが、島根県が「竹島の日」を条例で制定するや、韓国の世論が沸騰し、ついに大統領は靖国神社参拝問題とあわせて日本を批判する姿勢に転じました。当然、両国関係は冷えていきました。
その冷却した日韓関係を李明博・新大統領が「未来志向の日韓関係」をうたい文句にして修復したのは喜ばしいことです。今後、李大統領が竹島=独島問題をきっかけに盧武鉉政権と同じ轍を踏まなければいいのですが、その兆候が教科書指導要領書問題ですでにあり、今後が憂慮されます。
(注1)http://www7b.biglobe.ne.jp/~nikkan/honyaku/honyaku-2/763.pdf
(注2)第7次韓日会談 本会議及び首席代表会談,1964−65、資料1469
http://www.donga.com/news/d_story/politics/K_J_agreement65/data.html
この翻訳がhttp://www7b.biglobe.ne.jp/~nikkan/honyaku/honyaku-2/1459.pdfにあるが、「利害」を「理解」と訳すなどのミスがある。
(注3)半月城通信<日本の「竹島ゴール」変更、裁判から調停へ>
http://www.han.org/a/half-moon/hm115.html#No.862
(注4)内藤正中・朴炳渉『竹島=独島論争』新幹社、2008, P254
(半月城通信)http://www.han.org/a/half-moon/
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外相会談ですべての問題が妥結された後に、椎名外相が私に独島に対する韓国の領有権を否定するものではないが、独島問題を一種の韓日間の紛争の対象として認めて、第三国か、または国際裁判所にまかせて、今後 審議をうけるというところまでは合意してくれ、といった。
私はその場ですぐ立上がって椎名外相にいった。私がこのたび愛国国民たちからタマゴまで投げられながら、日本にきたのは韓日間の明日の親善関係のため、調印する目的からだ。
それにもかかわらず、あなたは独島問題によって韓日問題の妥結を阻むのか。日本において独島問題は政治問題であるかも知れないが、韓国においては国民感情を爆発させるダイナマイトだ。独島問題についてもう一度言及するなら、私は荷物をまとめて韓国に帰る、このような話をしたことがあります。
(韓国国会「韓日協定特」議事録、1965.8.9)
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李外相の啖呵はさぞかし迫力があったことでしょう。当時、ただでさえ日韓協定に反対が熾烈だった韓国で、もし当初の議題にもなかった竹島=独島問題で韓国が譲歩したら、朴正煕政権は存立すら危うかったかも知れません。
韓国にとって竹島=独島問題はダイナマイトであるという実例は前の盧武鉉大統領にもありました。大統領は就任当初「未来志向の日韓関係」をうたい、大統領からは過去の歴史問題を持ちださないと日本へ約束しました。
その後、大統領は日本の動きにガマンを重ねたのですが、島根県が「竹島の日」を条例で制定するや、韓国の世論が沸騰し、ついに大統領は靖国神社参拝問題とあわせて日本を批判する姿勢に転じました。当然、両国関係は冷えていきました。
その冷却した日韓関係を李明博・新大統領が「未来志向の日韓関係」をうたい文句にして修復したのは喜ばしいことです。今後、李大統領が竹島=独島問題をきっかけに盧武鉉政権と同じ轍を踏まなければいいのですが、その兆候が教科書指導要領書問題ですでにあり、今後が憂慮されます。
(注1)http://www7b.biglobe.ne.jp/~nikkan/honyaku/honyaku-2/763.pdf
(注2)第7次韓日会談 本会議及び首席代表会談,1964−65、資料1469
http://www.donga.com/news/d_story/politics/K_J_agreement65/data.html
この翻訳がhttp://www7b.biglobe.ne.jp/~nikkan/honyaku/honyaku-2/1459.pdfにあるが、「利害」を「理解」と訳すなどのミスがある。
(注3)半月城通信<日本の「竹島ゴール」変更、裁判から調停へ>
http://www.han.org/a/half-moon/hm115.html#No.862
(注4)内藤正中・朴炳渉『竹島=独島論争』新幹社、2008, P254
(半月城通信)http://www.han.org/a/half-moon/
これは メッセージ 16728 (ban_wol_seong さん)への返信です.
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