Re: 勅令にいう「石島」はどこ? 5
投稿者: Am_I_AHO_1st 投稿日時: 2008/03/24 10:39 投稿番号: [16388 / 18519]
半月城さん、Am I AHOです。
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最後の部分は、もしかしたら「ドクトまたはドクソムと表記すべき」の書き誤り?
いいえ、ソウルマルでのSeok-doと、南部朝鮮でのdok-doは口語は異なっていても文語は同じ「石島」と表記したはずですので、「石島」の読みを表すには(ドクトまたはソクト)とするほうが正確とする意味です。無論、(ドクトまたはソクトもしくはドクソム)としても結構です。
ここで一つ注意しなくてはならないのは、方言としてしまうと、どうしても一般には現代の感覚で標準語に対する方言のニュアンス、つまり主たる標準語に対する従たる方言と受け止められるおそれがありますので、印象操作が紛れ込む余地があると思います。
ご承知のように100年前に韓国語の標準語は存在しませんので、「方言」という場合には慎重な用法が求められます。
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一方、『韓国水産誌』第2輯(1910)だけに登場する鼠項島(観音島)ですが、ご存知かも知れませんが、本文では「鼠項島」なのに対して付属地図では「鼠頂島」とされています。もし「鼠頂島」がの方が正しいとすれば、石島とますます相関が低くなります。
いえ、『韓国水産誌』だけに唐突に現れることに注目しても宜しいかと思います。
観音島が勅令の石島であり、地名の表記が必ず文語にしなければならないのであれば、『韓国水産誌』に法令上の名称である石島と書いたはずです。
しかし、そう書かなかった理由があるはずですね。
それは何か。
漢字だけを見れば観音島は石島ではないからとも考えられますが、一方で、地名の表記には口語体もあり得るわけです。
例えば、一般に韓国では地名に「巌」と書いても「パウィ」と読ませることが多いわけです。
このように地名の表記には口語体も有り得るのだと云うことを念頭に入れれば、石島は即ちドクトで何ら差し支えないのですが、「鼠項島」が面白いのは、韓国語ではソクトと読めず、日本語でソクトと読ませるところにあります。
これは メッセージ 16387 (ban_wol_seong さん)への返信です.
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