竹島

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Re: よく分かる『隠州視聴合記』

投稿者: te2222000 投稿日時: 2006/06/13 06:50 投稿番号: [14624 / 18519]
shuku_remusさん

コメントありがとうございます。とりあえず前半についてご返答します。

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なお、te2222000さんが、この二島は無人の地であるので日本ではないとするのは、よく分かりませんでした。日本に無人の地は他にいくらでもあったと思います。
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まず、ちょっとだけ横道に逸れますが、念のため以下を確認しておきます。

次の記述は厳密には正しくありません。

・te2222000は「この二島は無人の地であるので日本ではない」と考えている。

正しくは次のようになります。

・te2222000は「斉藤豊仙が『この二島は無人の地であるので日本ではない』と考えた」と考えている。

上の shuku_remusさんの文を読むと、誤解されている可能性もあるかもしれないので、蛇足かもしれませんが書かせていただきました。


さて、話を戻しますが、おっしゃる通り、日本に無人の地は他にいくらでもありますし、斉藤豊仙はそのことを知っていたでしょう。

しかし、それらの島は全て、日本人の住む土地の近くにあって、それらの土地に付属することが明らかな島だった筈です。

要するに「日本に無人の地は他にいくらでもあるし、斉藤豊仙はそのことを知っていた」ということをきちんと分析すれば、「日本のすぐそばにある島は、たとえ無人であってもやはり日本の地である。斉藤豊仙もそのように考えた筈である」と言っているに過ぎないことが分かります。

一方、竹島と松島は隠岐から2日航程以上の位置にあるとされます。斉藤豊仙が、そのような島について日本と言えるかどうか考える際に、無人であることを判断材料の一つにしたとしても、別に矛盾はありません。


更に、既に何度か書いたことですが、国代記では「多竹魚海鹿」が割注に書かれる一方、「此二島無人之地」が本文に書かれています。単に二島に関する豆知識として無人島であることを紹介したのであれば、産物の紹介と同様、割注にするでしょう。それが本文で書かれているということは、単なる豆知識として挿入されているのではなく、文章中の他の個所と関連を持つ記述であることを示唆します。

それがどんな関連かを考えると、日本の北西の限りが隠州であることの理由として書かれているというのが、最も無理の無い解釈だと思っています。


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  むしろ、この二島(のある地点)から高麗を望むことから、この地域が日本の国境であるとする意味に、私は読み取りました。
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はい、それは確かにあり得る解釈で、もしもこれに続く文が「此二島を以って限りと為す」であば、私も同じように考えたと思います。

しかし、実際には「此州を以って…」が続くので、そうは考えません。逆に「朝鮮が望めるほど日本から遠いので、日本の地とは言い難い」という意識があると思っています。


後半の動機面の議論については、後日改めて書きます。
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