Re: よく分かる『隠州視聴合記』
投稿者: shuku_remus 投稿日時: 2006/06/11 16:35 投稿番号: [14614 / 18519]
te2222000さん、コメントありがとうございます。
もし「此州」が「隠州」を指すなら「日本の北西の地、隠州を以て限りと為す」と、
また「此州」が「此二島」(を含む地域)であるなら「此二島を以て限りと為す」と
単純明解にして貰えれば、あとで紛れることなく助かりましたね。
なお、te2222000さんが、この二島は無人の地であるので日本ではないとするのは、
よく分かりませんでした。日本に無人の地は他にいくらでもあったと思います。
むしろ、この二島(のある地点)から高麗を望むことから、この地域が日本の国境
であるとする意味に、私は読み取りました。
>(鄯) 竹島・松島を日本の領土として主張しておかないと、将来朝鮮に取られる可能性
> があると斉藤豊仙は考えた。
>(鄱) 竹島・松島を朝鮮に取られる事態は、斉藤豊仙にとって許容できるものではなかった。
>(鄴) したがって、斉藤豊仙は自著においても竹島・松島を日本の領土として記述した。
隠州視聴合紀の中で、この箇所にどの程度思い入れがあったかどうか、江戸初期の
この地域をめぐる両国漁民同士の緊張関係が分かりませんので、何とも言えません。
しかし本来深刻な内容にも拘わらず、ここでは何故かあっさり述べていると思われます。
① 緊張関係はなく、この二島を含むこの地域を日本の国境とすることは当然であった。
② 緊張関係があったので、te2222000さん (鄯),(鄱),(鄴)のようにきちんとして
おきたいものの、地方役人である斉藤豊仙には、もとより日本の国境について云々する
権限はなく、豊仙がここではっきり申し立てしても、対外的には何の効力もなく、
却って(余計なこととして)幕府から咎められることにもなりかねない。
従って、遠まわしにあっさり述べるにとどめた。
の2通りの理由が考えられます。これ以上は想像の想像ですが、私は ② でないかと
思っています。
#14566 田中邦貴さんのHPによりますと、斉藤豊仙は隠岐郡代を務めたとのことです
から、地元漁民が安心して漁を営むことには大いに関心があったと思われます。しかし
当時は幕府の関心は薄く、国境の画定は地元の願望にとどまったのではないでしょうか。
shuku_remus
もし「此州」が「隠州」を指すなら「日本の北西の地、隠州を以て限りと為す」と、
また「此州」が「此二島」(を含む地域)であるなら「此二島を以て限りと為す」と
単純明解にして貰えれば、あとで紛れることなく助かりましたね。
なお、te2222000さんが、この二島は無人の地であるので日本ではないとするのは、
よく分かりませんでした。日本に無人の地は他にいくらでもあったと思います。
むしろ、この二島(のある地点)から高麗を望むことから、この地域が日本の国境
であるとする意味に、私は読み取りました。
>(鄯) 竹島・松島を日本の領土として主張しておかないと、将来朝鮮に取られる可能性
> があると斉藤豊仙は考えた。
>(鄱) 竹島・松島を朝鮮に取られる事態は、斉藤豊仙にとって許容できるものではなかった。
>(鄴) したがって、斉藤豊仙は自著においても竹島・松島を日本の領土として記述した。
隠州視聴合紀の中で、この箇所にどの程度思い入れがあったかどうか、江戸初期の
この地域をめぐる両国漁民同士の緊張関係が分かりませんので、何とも言えません。
しかし本来深刻な内容にも拘わらず、ここでは何故かあっさり述べていると思われます。
① 緊張関係はなく、この二島を含むこの地域を日本の国境とすることは当然であった。
② 緊張関係があったので、te2222000さん (鄯),(鄱),(鄴)のようにきちんとして
おきたいものの、地方役人である斉藤豊仙には、もとより日本の国境について云々する
権限はなく、豊仙がここではっきり申し立てしても、対外的には何の効力もなく、
却って(余計なこととして)幕府から咎められることにもなりかねない。
従って、遠まわしにあっさり述べるにとどめた。
の2通りの理由が考えられます。これ以上は想像の想像ですが、私は ② でないかと
思っています。
#14566 田中邦貴さんのHPによりますと、斉藤豊仙は隠岐郡代を務めたとのことです
から、地元漁民が安心して漁を営むことには大いに関心があったと思われます。しかし
当時は幕府の関心は薄く、国境の画定は地元の願望にとどまったのではないでしょうか。
shuku_remus
これは メッセージ 14613 (te2222000 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/cddeg_1/14614.html