朱印状のまとめ
投稿者: hangetsujoh 投稿日時: 2005/12/04 13:31 投稿番号: [12353 / 18519]
半月城です。
te2222000さん、これまでの議論や『隠州視聴合記』特に焼火山縁起にある記述「官より朱印を賜いて磯竹島へ大船を致す」などをまとめると、下記のように確認できるでしょうか。
1.江戸時代、『隠州視聴合記』が書かれた斉藤豊仙のころ、朱印状は原則的に日本国内問題にあっては「10万石未満の所領安概・社寺領寄進」などのやや重大な案件に対して発行され、些細な案件に対しては黒印状が発行された。
2.朱印状は、異国がらみでは異国への朱印船や朝鮮への国書、異国である蝦夷地との交易許可などで発行された。
3.竹島(鬱陵島)渡海許可書には老中の連署があるのみで、実際には朱印状は発行されなかった。
4.しかし『隠州視聴合記』の著者である斉藤豊仙は、渡海許可書を朱印状のごとく考えていた。
5.斉藤豊仙は竹島(鬱陵島)、松島(竹島=独島)を日本領とは考えていなかった。同時に朝鮮領であるかどうかについては何も語っていない。
6.上記の状況から判断すると、斉藤豊仙は竹島(鬱陵島)を朱印船が行くような異国と考えていたと思われる。
これは メッセージ 12340 (te2222000 さん)への返信です.
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