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Re: 日韓共同で歴史絵本を発行

投稿者: trip_in_the_night 投稿日時: 2007/04/25 21:48 投稿番号: [37100 / 43168]
>そもそも、日本の鬼って、元から角が生えてて、虎の皮の褌してたわけぢゃないし。
>平安時代からだし。

本当ですね。
現在の鬼が出来上がるまでに随分と時間が掛かっているし、鬼の概念自体が定まらないようですね。

それに対して、韓国は古代の文献がひとつもないので、勝手な空想・創造出来ていいですね。(笑)

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鬼の起源
「鬼とは何か」を考察するにあたって、ここでは鬼の起源を探ってみようと思う。日本においては、承平年間(930年代)に、源順(みなもとのしたがう)が『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』というわが国最初の字書でその概念を示している。その『 鬼魅類第十七』にある「鬼」の説明には、「鬼」はすべて古字の「鬼」という文字が使われており、和名は「於爾」、「於」は「隠」がなまって発音されたとして、
  鬼ハ物ニ隠レテ顕ハルルコトヲ欲セザル故ニ、俗ニ呼ビテ隠ト云フナリ
と解説されている。

  つぎに『民族学辞典』で「オニ」の項目を引いてみると  
  「オニ」という国語は、隠(オン)という字音から導かれたという説があり、元来は鬼とは別な観念であったが、漢字の「鬼」を「オニ」に当てたのも古いことで、漢上の民間信仰における鬼や仏教でいう地獄の鬼が習合されて、虎褌姿のいわゆる鬼が形成された。だが、こうした鬼とは別に、わが国では、「山男」「大人」などと同性格の山中に住む「オニ」が信じられていた。
と記されている。これらの文献から考えると、古来、日本においては、「鬼」=「オニ」ではなかったと思われる。

  つぎに注目しなければならない点は、『日本書紀』『万葉集』などでは、鬼は「もの」「しこ」「かみ」「おに」などと、場合に応じて読み分けられていたことである。『今昔物語』においても、    
  ………もし鬼(もの)のつきたるか
と読ませており、ほぼ、平安末期におよぶまで、この混合が続いていたことを物語っている。「鬼」字の読みが日本で「おに」という読み方に落ち着くまでには意外に長い時間がかかっているのである。

●今昔物語(1106頃)
  巻27。この巻はまるごと鬼の話で、大量に記述されています。第8では鬼は男の姿をしていました。第13ではかなり恐ろしい形相になっています。真っ赤な顔で目は一つ。背丈は270cmくらい。手の指は3本で爪は15cmほど伸びていて刀のよう。目は琥珀のようで、髪は乱れている。第23では古典的な笠をかぶり、水干を着た鬼が出てきます。
現代につながる鬼の姿というのは平安時代後期くらいに形成されてきたのかも知れません。

■室町時代の「鬼」
室町時代になると、現在見るような感じの鬼の絵が残されています。
東京国立博物館蔵の「百鬼夜行絵巻」に出てくる鬼・妖怪たち、同館蔵「不動利益縁起」や清浄華院蔵「泣不動縁起」に出てくる式神などに、鬼の姿の原形が見えます。これらの絵は室町時代の作品です。
また、大江山の鬼退治などが収録されている御伽草子も室町時代頃にまとめられています。

現代にみる牛の角を生やして虎の皮のパンツをはいた鬼については、いわゆる鬼門が東北の方位で、この方位は十二支でいうと、丑の方位と寅の方位の中間にあたるためである、というのが通説です。つまり「丑寅」の方角が鬼門なので、鬼は牛と虎の要素を持っているというわけです。
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