Re: 昭和天皇の発言、韓国でも速報
投稿者: samurai_06_japan 投稿日時: 2006/07/20 21:50 投稿番号: [34342 / 43168]
どうにも、姑息な感がありますね。
井沢元彦氏が言ってられましたが、日本の歴史学の三大欠陥の一つ
「<史料>がなければ、それに対応する事実もない」
詰る所
「事実は事実であって、真実では必ずしも、ない」
今回の場合、昭和帝が
1.「私は
或(あ)る時に、A級(戦犯)が合祀され
その上
松岡、白取(原文のまま)までもが
筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが」と言われ。
2.75年11月の参拝が最後で、78年のA級戦犯合祀以降は一度も参拝しなかった、と言う事と。
3.「だから私(は)あれ以来参拝していない
それが私の心だ」と言われた、と記されている。
この3点が「事実」であって。
>昭和天皇が靖国神社に行かなくなったこととA級戦犯合祀が関係していることはこれまでも推測されてはいたが、それが裏付けられたということになる。
という「真実」は成り立たない。
「真実」が成り立つには
1.昭和帝は、A級戦犯全員に対し、同等の忌避感を抱いておられたのか。
2.A級戦犯には、昭和帝の信任を得ていた人物も含まれているが、それらの人々に対してはどういう評価をされていたのか。
3.「その上
松岡、白取(原文のまま)までもが」のお言葉の真意は何か。
4.A級戦犯の定義をどうご判断されていたのか。
等々。
「事実」の周辺の、圧倒的大多数を占める「その他」を考察しなければ「真実」にはならない。
こんな例え話があります(適切かどうか、ですが)
ある船の船長と一等航海士は非常に仲が悪かった。
航海日誌は船長と一等航海士が交互当直時に書くが、船長は毎回「一等航海士は、非番の時ずっと酒を飲んでいる」と書いた。
一等航海士は船長に対し「非番の時に酒を飲むのは、私の自由。当直時には一滴も飲んでいない。何故わざわざそんな事を書くのか」
と抗議した。
船長は「私は事実を書いているだけだ」と答えた。
一等航海士は航海日誌に「昨日の船長は、当直中酒を飲まなかった」と書いた。
毎回そう書くので、船長は「こういう書き方をされると、日誌を読んだ重役に誤解されるので止めて欲しい」と言った。
一等航海士は「貴方と同様、私は事実を書いているだけです」と答えた。
二人とも「事実」の一部だけを書く。
つまり「嘘ではないが、『真実』ではない」
この朝P・日経の記事は、正しく「事実であっても『真実』足りえていない」
非常に不愉快な意識誘導の仕方で、蟻走感がします。
これは メッセージ 34311 (trip_in_the_night さん)への返信です.
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