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Re: ハルノート

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/01/06 23:30 投稿番号: [32322 / 43168]
>ハルノートを無視していたらどうなっていたかはifの世界ですが・・・

ifの世界を考えることは無益だとはおもいません。

>ハルノートを無視した時点で即、自動的に戦争なのかどうか・・・

自動的に開戦、というわけでは無いですね。

>たとえば時間稼ぎをしながら相手の出方をうかがうとか・・・
>場合によっては相手も態度を変える場合だってあるし
>好転する場合もあるかも知れないし、仲介者が現れるかもしれない・・・

既に石油の禁輸措置などの経済制裁は発動されており、時間を稼ぐほどジリ貧になってしまうとおもいます。
さらに言えば、アメリカは、中国軍に「義勇兵」のかたちで空軍将兵と軍用機を派遣・輸出(「飛虎隊:フライングタイガース」)するという手も実施していたのですから、まさに陰に陽に日本を追い詰める方策を採っていたのは明白です。敵ながらうまい手だなぁ。

相手−この場合アメリカですね−が態度を変えるとすれば、欧州戦線においてイギリス・ソ連が敗退し、孤立するケースしか考えにくいのですが、それをあてにできたでしょうか?
当時はドイツの勢いも止まり、イギリス・ソ連が惨敗する確率が減少していった時期です。

当時、地球上で、仲介者となれるような大国が、局外中立を保っていたのでしょうか?

>すべてifと言ってしまえばifですが、

繰り返しますが、ifを考察することは大切だとおもいます。
後知恵に堕することもありますが、当時採り得た選択肢と、なぜその方法しか採れなかったのか、ということを考えるのは、意味のあることだとおもいます。

日露戦争のように、電撃的に派手な戦術的勝利を収めて、講和に持ち込む、という手法が一番よかったのでしょうが・・・引き際って難しいですね。しかも日露戦争時のアメリカのような仲介者はいないですし。

>ハルノートを無視した時点で自動的に戦争とも言い切れないのでは?

さらに高圧的な条件を突きつける一方で経済制裁を続け、真綿で首を絞めるように追い詰めてゆく。という手をとったとおもいます。

アメリカ国民が対日戦どころか欧州戦線参戦にも消極的だったのはご存知かとおもいますが、その気分を転換するには、相手から手を出させるか、宣戦布告に値する大義名分を得る必要があります。
ハルノートを突きつけても日本が起たなければ、さらにきつい手を考えただけだと思うのですが。
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