>唐人行3
投稿者: ahirutousagi2 投稿日時: 2003/08/18 22:03 投稿番号: [1943 / 43168]
>そこではじめたのが農漁村の貧民家の娘たちを集めて送ることだった。
一日三食解決が難しかった当時の貧農の家庭では娘を都市の家庭に養女で送ったり、
金持ちの家に売ったりするケースもあった。しかしお金を稼がせると誘ったりお金何文に売られて来る
女だけでは数字があまりにも少なかった。そこで考案したのが田舎の少女たちを
誘拐することだった。
あとで「拉致」という言葉も出てくるから言っておくが、
山崎の本でも「誘拐」という言葉は使われているが、そこで具体的に言及されているように、
問題であったのは、就職斡旋詐欺、甘言を弄して、だまして連れて行くもの。
そこらを歩いている子をひっさらって拉致するのではなかろう。
どうやら「拉致」は日本人にはなじまないやり方、なんでも嘘でも理由をつけてやるのが
日本人の特性であるのかもしれない。
とにかく、山崎は「誘拐」とは書いているが、「拉致」の内容ではないので注意は必要。
ちなみに、まったくの当初はともかく、年が経つにつれ、連れて行かれた娘たちがかの地でどのような
仕事をしているかはうすうす知られていたし、彼女たちが100%だまされて
連れて行かれたとはいえないふしもあると、山崎は書いている。
分かっていながら怪しい甘言に乗った背景に、貧しさがあった。
>誘拐直後、娘を探していた親も数ヶ月後にはいつの話かのように
無口になった。理由は純然にお金のためだった。ある日突然、前の家、傍の家の
娘が消えたとしたら数ヶ月後いくらかのお金が送金して来るからだ。誘拐され、
東南アジアへ売られて行った少女たちが貝を売ってもらったお金の一部を送って
くれるのだ。
彼女たちの多くは家にかなりの送金をしていた。「ある日突然、前の家、傍の家の
娘が消えたとしたら数ヶ月後いくらかのお金が送金して来る」というのは、少なくとも
山崎の本には記述がないように思えるが、他の文献からとったのかな。
先も書いたように、女中や店員になるつもりの甘言は確かにあるが、突然娘が消えて、
お金が突然送られてくる、というのは私の見た本の部分には出てないなぁ。
もしかして、従軍慰安婦の「拉致」の話と想像でくっつけてないですか。
ちなみに、からゆきは渡航許可も出るはずがなく、密航ですな。
(続き)
これは メッセージ 1801 (ilkuji_99 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/bdwc0ada4na4bfa4aa4nffc4z5doc0bel_1/1943.html