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こりは・・・・

投稿者: samurai_03_japan 投稿日時: 2005/02/01 16:48 投稿番号: [18267 / 43168]
姐さんとhonky氏の「ご指名(指名料はいくらだろうか(自爆!)」なので...

不発弾/不発魚雷ですが。

両方とも原理は信管(頭部分についているスイッチ)が起動して、内部の炸薬を炸裂させるわけですが...

まず、太平洋戦争で日本に投下された爆弾は大別して「油脂焼夷爆弾」「通常爆弾」があります。
日本にある(余所でもそうですが)所謂「不発弾」は後者の「通常爆弾」が殆どです。
「焼夷爆弾」の場合、信管は「時限信管」といって、投下後、何分何秒後に炸裂する、と言うような設定ができます。
「高射砲弾」も同じ信管です。(米軍は戦争後半にはVT信管を12.7cm砲弾以上に採用しましたが)
つまり、飛行高度8000mで投下すると、何十秒後に高度何100mで信管が作動して、爆弾の「包み」がとれて「子爆弾(焼夷爆弾)が半径何十m圏内に散らばりながら落下する、というような。

これに対して「通常爆弾」の信管は「加重作動信管」です。
一定以上の圧力が掛かると信管が作動するタイプ。
これが「不発」になる要因は多々ありますが、纏めますと。
1.加重起動値設定のミス(人為的ミス)
2.製造ロット上でのミス(不良品)
3.外的要因で当初予定より低高度で投下した為、予定加重が掛からなかった。
4.接地角度が浅く、胴体部分から地上に落ちた。
と、言った所でしょうか。
私見ですが、1or3or4が「不発弾」の主要因ではなかろうかと...
「不発弾」は爆弾だけでなく、重砲(口径の大きな大砲)弾もあるのですが、これは、
上記4.が主要因で、少数が2.ではないでしょうか。
殆どがカノン砲弾のようですし。(弾道角度が浅い)

米海軍の魚雷ですが...
戦争中期までは「不良品の見本市」だったそうです。(艦載/航空魚雷共に)
信管が作動しないのはまだ良い方で。
1.勝手にあさっての方向に走り出す。
2.Uターンして自艦に向かってくる。(日本でも昭和1桁頃まで、こういう事故は有ったそうで...)
3.カタログ・データ上の射程距離に達する前に「ばてて」沈む...etc

日・米・英・独・仏・伊6か国中、米海軍の魚雷が一番信頼性が低いといわれておりました。
炸薬量も300kgちょっとで、日本の500kg超に比べて半分強の威力でしたが...

1943年頃にようやくMrk-43が実践配備されて「まともに真っ直ぐ走る」魚雷を手に入れました。(でも、信管は...)

魚雷の信管は「加重作動信管」ですので、水雷科員が調整するのですが、これは難しかったそうです。
日本海軍は逆に「敏感」過ぎて、バタビア沖海戦(1941年)では、敵艦に命中する前に、ウェーキ(航跡)に突っ込んだだけで信管が作動して...
「命中!」と喜んだのもつかの間。敵艦は何事も無く反撃してくる、といった事がありました。

*「酸素魚雷」の名前で知られる日本の艦載魚雷(航空魚雷にはない)ですが。
戦争末期には扱えるベテランが極度に不足し、とうとう元の空気原動力式魚雷(92式)に変わりました。

*ドイツの音響探査追跡式魚雷(ミソサザイ・英名「ワンダリング・アニー」)を1944年にU−Boatで日本へ、との計画がありましたが。
残念ながら南大西洋(南インド洋だったかな?)で米哨戒部隊に撃沈されました...
同様に、日本からドイツへ酸素魚雷を伊号潜水艦で、も有ったようですが。
これは届いたのかな...?
記憶ではビスケー湾で英海軍に撃沈されたはず...
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