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中国は三国志の時代にあって

投稿者: chonkanchigaiyarodomo 投稿日時: 2004/08/07 17:23 投稿番号: [10590 / 43168]
  武士道に近い概念があったのではないかと・・・

  関羽、張飛、張雲、いずれも、あに二君にまみえんや、の気概があった。

  春秋戦国時代よりも、この時代は日本の戦国時代に近い弱肉強食の時代であった。

  こういった弱肉強食の時代を生き抜くための最強の概念として、人と人との信頼関係、すなわち「義」が重んじられたのではないかと・・・

  中世の武士団は当然ながらこうした中国の古典に親しんでおり、これをモチーフに「義」を重んじる気風と土地に対する本領安堵を前提とした君主と家臣団の一種の契約関係を元に武士道の概念が発達したのではないかと・・・

  一方中国では、三国志以降統一が進み、中央集権的な王政をもとに国家体制の構築が進み、土地に対する本領安堵を前提としない官僚制度による統治が伝統となったのではないかと愚考する。

  封建制度とは、土地を媒介とした一種の契約社会であり、家臣団は土地の本領安堵を条件に君主に忠誠を誓い、農民は、適正な年貢の収奪と外的からの安全保障を条件に武士に年貢を納めていた。

  だから土地を奪おうとした信長に対する光秀の反乱は当然であり、過酷な年貢を取り立てる藩主への農民一揆もまた当然の権利として認められていた。

  武士道とは、自分を塵芥のごとく扱う「義」に欠けた上司への盲目的な忠誠心を意味するのではなく、あくまでも、契約を尊重し、人間的に尊敬できる上司や仲間に対する「義」ではないかと思う。

  北朝鮮においてはこうした武士道の概念がないために、ただ上に盲目的に従っていれば良いとばかりに、理不尽な収奪をする金ブタを倒そうとする気概がないのではないだろうか
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