Re: tsumi7さんへ
投稿者: trip_in_the_night 投稿日時: 2007/03/08 21:52 投稿番号: [5397 / 7270]
>OECDで自殺率が一番高いのが韓国だそうです。昔は日本のほうが自殺率高くて、韓国の人たちは、「どうして日本人はよく自殺するんだ?」とか質問されたりしました。
>韓国語で、チャルナンマセサンダ、という言葉があります。
>自分が優越感に浸り、自信をもって生きるのが韓国では幸せなこととして考えられています。
>とにかく、人より上を上を、という意識が非常に強い民族です。
>これが韓国のパワーであり、韓国という国を発展させてきた原動力だと私は思います。
>生きていけるのに、いろんな意味で絶望感にさいなやまされ、悩んでいるうちに自分の人生に懐疑的になって、自殺してしまうような人もいるんじゃないか、、と思えます。
私も同じように思います。以下、少しディフォルメして述べます。
日本の精神科医が書いた本に、こんなのがありました。
『北欧では第二次大戦が終わって平和になってから、若者の自殺が増えた。向こうの専門家は「高福祉社会になって若者が退屈し、自己と向き合う時間が増えたからではないか」との回答だった。戦争で生命の危機にある時には人間は動物的になって自殺なんぞしない。』
日本も平和な社会になると、哲学的な死や失恋死がブームみたいになった時期もあるんですね。
韓国も戦争への危機意識が薄れて(実際の戦争の危機とは別です)、社会が経済成長して一応の安定期に入ると、高学歴やお金持ちに対するストレスを感じるようになった。
韓国は格差や競争の激しい社会で、それをコントロールする他の「幸福感」を感じる「装置」がないので、目標に到達できない時の「失望感」や「自己喪失感」が強く大きい。
社会文化・精神文化というソフトが歴史の中に存在せず、また育つ前に高度経済成長を迎えて、余裕のないまま競争社会というハードだけが出来上がってしまった結果ですね。
しかも、韓国がこれから人に優しい社会文化を育てるという国民的合意を形成することは難しいと考えます。
相当に韓国社会が努力して改善しないと、矛盾や格差は広がり、失望や落胆は大きく強くなるばかりです。
自分のポジションで頑張れば、それなりの満足感と評価を与えられる社会というのは、現在の韓国とは対極の社会ですから。
それには、一時的には退廃的になっても、社会からドロップアウトして人生を考える世代が出現する時代を一度迎えねば、韓国社会も脱皮できないと思います。
既成の社会的価値観を捨てる精神革命は、米国ではベトナム反戦・公民権運動、日本では安保闘争・学生運動によって、多くの若者が大学や社会を捨て、別の生き方を模索する自由な開放的な時代がありました。
そこから、音楽などの芸術が生まれ、環境問題に目をやり、性や人種差別を乗り越える価値観が育っています。
それが現在でも続いており、保守的な立場にいる人たちにも多くの影響を与えています。
その頃の韓国は軍部独裁から民主化運動という国家体制の変革期を迎えていましたが、同時代の日本や欧米のような人間の内面(生き方の根源)に関わる精神革命ではなかった点が、大きく異なっています。
韓国が形ばかりの近代国家から、もっと精神的に成熟した(多様な価値や生き方を認め、ゆとりのある)現代国家へ脱皮するには、多くの国民が持つ既成の単一的な価値観・歴史観を揺るがす精神革命を経る必要があると考えます。
>韓国語で、チャルナンマセサンダ、という言葉があります。
>自分が優越感に浸り、自信をもって生きるのが韓国では幸せなこととして考えられています。
>とにかく、人より上を上を、という意識が非常に強い民族です。
>これが韓国のパワーであり、韓国という国を発展させてきた原動力だと私は思います。
>生きていけるのに、いろんな意味で絶望感にさいなやまされ、悩んでいるうちに自分の人生に懐疑的になって、自殺してしまうような人もいるんじゃないか、、と思えます。
私も同じように思います。以下、少しディフォルメして述べます。
日本の精神科医が書いた本に、こんなのがありました。
『北欧では第二次大戦が終わって平和になってから、若者の自殺が増えた。向こうの専門家は「高福祉社会になって若者が退屈し、自己と向き合う時間が増えたからではないか」との回答だった。戦争で生命の危機にある時には人間は動物的になって自殺なんぞしない。』
日本も平和な社会になると、哲学的な死や失恋死がブームみたいになった時期もあるんですね。
韓国も戦争への危機意識が薄れて(実際の戦争の危機とは別です)、社会が経済成長して一応の安定期に入ると、高学歴やお金持ちに対するストレスを感じるようになった。
韓国は格差や競争の激しい社会で、それをコントロールする他の「幸福感」を感じる「装置」がないので、目標に到達できない時の「失望感」や「自己喪失感」が強く大きい。
社会文化・精神文化というソフトが歴史の中に存在せず、また育つ前に高度経済成長を迎えて、余裕のないまま競争社会というハードだけが出来上がってしまった結果ですね。
しかも、韓国がこれから人に優しい社会文化を育てるという国民的合意を形成することは難しいと考えます。
相当に韓国社会が努力して改善しないと、矛盾や格差は広がり、失望や落胆は大きく強くなるばかりです。
自分のポジションで頑張れば、それなりの満足感と評価を与えられる社会というのは、現在の韓国とは対極の社会ですから。
それには、一時的には退廃的になっても、社会からドロップアウトして人生を考える世代が出現する時代を一度迎えねば、韓国社会も脱皮できないと思います。
既成の社会的価値観を捨てる精神革命は、米国ではベトナム反戦・公民権運動、日本では安保闘争・学生運動によって、多くの若者が大学や社会を捨て、別の生き方を模索する自由な開放的な時代がありました。
そこから、音楽などの芸術が生まれ、環境問題に目をやり、性や人種差別を乗り越える価値観が育っています。
それが現在でも続いており、保守的な立場にいる人たちにも多くの影響を与えています。
その頃の韓国は軍部独裁から民主化運動という国家体制の変革期を迎えていましたが、同時代の日本や欧米のような人間の内面(生き方の根源)に関わる精神革命ではなかった点が、大きく異なっています。
韓国が形ばかりの近代国家から、もっと精神的に成熟した(多様な価値や生き方を認め、ゆとりのある)現代国家へ脱皮するには、多くの国民が持つ既成の単一的な価値観・歴史観を揺るがす精神革命を経る必要があると考えます。
これは メッセージ 5393 (trip_in_the_night さん)への返信です.
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