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韓国の「歪曲された二分法的対立」

投稿者: usagigamemaimai 投稿日時: 2007/01/17 01:42 投稿番号: [4937 / 7270]
  ↓「韓国社会の理念対立は、実際よりも誇張」(図表在り)記事入力 : 2006/12/31 16:01

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/31/20061231000026.html
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「韓国社会の理念対立は、実際よりも誇張」

  韓国社会の理念対立が実際よりも誇張されているという研究結果が出た。

  慶煕大の尹聖理(ユン・ソンイ)教授(比較政治専攻)は最近、学術誌『国家戦略』第38号(世宗研究所刊)に発表した論文「韓国社会における理念対立の実体と変化」を通じ、このように分析した。

  尹聖理教授は「保守と進歩の理念対立が、果たして従来の地域対立に取って代わる韓国社会の主要な対立の軸として根付いたのかどうか、検証してみる必要がある」と主張し、朝鮮日報と韓国ギャラップが2002年4月、2004年4月、今年2月の3回にわたって実施した韓国人の社会認識調査の結果を土台に、この問題を分析した。

  尹聖理教授は▲北朝鮮支援、▲国家保安法、▲統一方式、▲成長と分配、▲土地所有、▲ストライキ、▲警察の武力使用、▲一族の体面、▲先輩後輩の関係の、計九つの問題を選び、最も保守的な回答者に1点、最も進歩的な回答者に5点を与え、より深く分析した。

     ◆    ◆    ◆   図   表    ◆    ◆    ◆
   「保守」と「進歩」の見解の差と変化
             2002年            2004年          2006年
  北朝鮮支援      保守2,00   進歩2,38    保守1,75   進歩2,37    保守1,74    進歩2,31
  国家保安法      保守2,22   進歩2,71    保守2,46   進歩3,11    保守2,14    進歩3,09
  統一方式       保守1,76   進歩1,97    保守2,39   進歩2,75    保守2,10    進歩2,56
  成長/分配      保守2,62   進歩2,86    保守2,28   進歩2,70    保守2,42    進歩2,81
  土地所有       保守3,05   進歩3,31    保守3,65   進歩3,88    保守3,44    進歩3,82
  ストライキ        保守2,46   進歩2,63    保守2,27   進歩2,47    保守2,01    進歩2,49
  警察の武力使用    保守2,76   進歩3,06    保守2,65   進歩3,00    保守2,46    進歩2,89
  一族の体面       保守2,59   進歩2,99    保守2,55   進歩2,83    保守2,57    進歩2,92
  先輩後輩の関係    保守2,41   進歩2,62    保守2,42   進歩2,53    保守2,15    進歩2,45
      ◆    ◆    ◆     ◆    ◆    ◆  

  その結果、自らを「保守」と考える回答者は、北朝鮮支援問題について2.0(2002年)→1.75(04年)→1.74(06年)と、次第に保守化が強まる傾向を見せた。ここで興味深いのは、自らを「進歩」と考える回答者も2.38→2.37→2.31と、次第に保守化する傾向を見せているという点だ。

  同様に「保守」と「進歩」の認識偏差も、克服不可能なほど大きな差はなかった。例えば、成長と分配に関する問題の場合、「保守」が2.62→2.28→2.42の回答を示したのに対し、「進歩」は2.86→2.70→2.81と特に大きな差はなかった。

  尹聖理教授は「国家保安法の項目だけが、“保守”(2.22→2.46→2.14)と“進歩”(2.71→3.11→3.09)の見解の差が大きく表れたが、残りの8項目では特に大きな差が見られなかった。また、土地所有の項目で“保守”(3.05→3.65→3.44)と“進歩” (3.31→3.88→3.82)が共に進歩的な立場を示した以外には、残りの項目すべてで保守的な立場を示しているという点も注目に値する」と指摘した。

  また、世代による見解の差も減少する傾向にあることが分かった。例えば、2004年の調査で、20代から30代は35%が保守的な立場を示し、45.7%が進歩的な立場を示したが、今年の調査では保守的な立場(40.4%)が進歩的な立場(38.6%)を上回った。

  尹聖理教授は「こうした結果は、保守と進歩の対立も地域対立と同様に、政治エリート集団が政権を獲得するための手段として対立をあおっている側面が大きいことを示している。韓国社会の対立を合理的に転換するために最も必要な課題は、“進歩”と“保守”という歪曲(わいきょく)された二分法的対立から抜け出すことだ」と主張した。

  この研究結果に対し、ソウル大社会学科の宋虎根(ソン・ホグン)教授は「ほかの問題では(尹聖理教授の)分析が正しいともいえる。しかし、北朝鮮問題や韓米関係の問題について、さらに詳細に検討を進めれば、保守と進歩の決定的な差が明らかになるはずだ」と評価した。

ユ・ソクジェ記者   朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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