Re: 「軍国主義」の特徴のひとつは
投稿者: trip_in_the_night 投稿日時: 2006/08/18 06:10 投稿番号: [4391 / 7270]
>考えてみたら、この昭和風雲録という本はふしぎな本です。発行は昭和15年。2.26事件で青年将校を処刑してからわずか3年。スターリンに処刑されたトパチェフスキー将軍を礼賛する本が処刑の3年後にでるはずがない。日本人と言うのは不思議だなあ、と思ったものでした。
当時、軍の検閲が厳しかったというのが定説になっていますが、疑問に思います。
共産主義の本については厳しかったと思いますが、それ以外の普通の本はどうでしょうか。
たとえ一旦検閲になっても、「発禁本」ということで宣伝し、検閲部分だけ黒塗りにして出版する。
そうすると、逆にベストセラーになってしまったらしいです。
黒塗りでも書いてある趣旨は通じる訳で、検閲も無意味です。
それとやはり、こうした本が出版され、読まれていたというのは、国民の軍部に対する支持が大きかった証明でしょう。
世界的軍縮の動き、政界と財界の癒着、世界恐慌の影響で、国民生活は困窮する。
当然、軍人の地位と生活が低下する。
別カテでサムライさんが例を挙げてらしたんですが、100円、200円稼いでいた青年が徴兵されて、兵隊の給料の10円では、不作の東北地方の家庭を支えることはできず、妹が身売りになってしまうことも起こった。
それで、軍人が2・26事件や満州事変を起こしたと考えるのは単純過ぎで、世論は清廉潔白な軍部に期待し支持したという面を無視すると、あの時代は考えられません。
そして、政党政治に愛想を尽かした「革新官僚」たちも軍部に乗っていく。
しかも、それを更に煽ったのは新聞ですから、戦後になって検閲で何も書けなかったというのは、言い逃れですね。
これは メッセージ 4390 (kuuboakagi00 さん)への返信です.
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