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丸山真男

投稿者: kuuboakagi00 投稿日時: 2006/02/28 22:12 投稿番号: [3608 / 7270]
田舎の英語の塾(中学2年から高校1年まで)の先生がサヨクでして、丸山真男の「
現代政治の思想と行動」(未来社・当時は上下二巻)を、日本史の受験の役にも立つから読め読めとすすめられて読んだくらいで、他のものは読んでいません。

この本は今も書架にもっているのですが、今読み返してみますと、当方にとってはなんだか、隔靴掻痒の感がします。たとえば、   ナショナリズム、ウルトラナショナリズムの説明などにおいて。

明治以降の日本のナショナリズムが国粋主義ではなくて、アジア主義だったことをどう説明するのか、ウルトラとはナショナリズムの程度の高さなのか、地理的範囲の広さなのか、など。

それと、丸山は日本ファシズムの研究家ということになっているのですが、「ファシズムには、ご存知のように上からのファシズムと下からのファシズムがありまして」などといって、「どこに上からのファシズムがあるのか。ヨーロッパを見てみろ。ファシズムは全部下からの(エスタブリッシュにたいする)運動ではないか」などと批判されます(誰がファシストか・西義之)。

学問的態度については、これは丸山にだけに関したことではないのですが、日本の大学中心の学問は、一人の「巨人」とされる先生がでると、弟子達はみなその学説奴隷になる、と批判されます(ラスウェルと丸山政治学・滝村隆一)。
一ツ橋のサヨ歴史家・藤原彰が死んだとき、サヨクのなかからさえ、「これでやっとまともな歴研究ができる」という声があがったほどです。

>「翻訳と日本の近代 」

これに関しては、以前bosintang氏が、韓国の先生がこれを紹介して批評していたので、買ってよんだら、批評とはちがっていたので、なんだ、書かれたような事は載っていないじゃないか、というレスをしていた記憶があります。
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