イ・ヨンフン教授インタビュー⑧
投稿者: trip_in_the_night 投稿日時: 2006/01/02 02:09 投稿番号: [3237 / 7270]
○教科書フォーラムは、大衆的活動を強化
(問) 教科書フォーラムは多くの人々の支持を受け、期待を集めていますが、今年重点的に扱われた事業は何で、また来年はどんな活動計画を持っていらっしゃるんですか?
今年は4回フォーラムをしましたが、新年からは地方巡回講演などを通じて大衆的活動を強化する必要があるという考えです。文章もたくさん書くべきですが、大衆的な講演、出会いを通じて教科書フォーラムの支持を広げて行こうと思います。
2008年度から第8次教科課程が始まるので、今盛んに教科課程改訂作業が進行中です。可能ならこの過程に参加して、過程自体を公開するように要求もするつもりです。今は教科書編集指針を作る人が誰なのか、名簿さえ明らかにすることができないのですが、これが話になりますか? 可能な限り多様な専攻者が参加して、特に現代史に関する均衡の取れた文明史的叙述が成り立つように要求するつもりです。
(問)中・高等学校教科書を見れば、社会経済領域まで非常に偏向しているようですが、その問題までも扱う計画ですか?
私が見るには、社会経済教科書の問題は、韓国経済がこれまでどのように発展して来たのか、韓国経済の発展、経路や類型、それができるようにした主体的実践、国民経済として韓国経済が持つ特殊性を学生たちに教育していないという点です。二番目は、漠然と平等主義イデオロギーに即して企業や財閥、農業問題、中小企業問題に対して実状と離れた解釈、 偏向した平等主義的教育をしていると言えます。
先日も文章を書きましたが、韓国経済がこんなに高度に成長することができた原動力は、私たちの経済の内部にあったのではなく、アメリカが広げた世界自由主義貿易市場に能動的に参加することができたからです。国内には良質の労働力が存在したし、横には日本という世界第2の工業国が存在していたのです。
このような条件を利用して、いわゆる組み立て加工の形態で輸出貿易を起こし先進国の広い市場に売るという方式で蓄積の基礎を用意したので、古典的な産業革命を進めた18〜19世紀のイギリスなどに見られた労働者の低賃金搾取は、起きなかったのです。これは低賃金では無かったという意味ではなく、低賃金によって労働者の身長が小さくなるとか、教育を受けることができない都市貧民窟が世代間に亘って続くといった形態の、構造化された低賃金搾取による経済成長ではなかったということです。
農村も同じです。我が国はずっと高米価政策を取って来なかったですか? もう70年代から農民を中心に置かないまま農業という産業政策を続けて来たので、今日の状況になったのです。
70年代後半から経済企画院の官僚たちは、農村経済の核心は農業ではなく農民ではなければならないと考えたし、農村に工場、文化・観光産業をいかに取り入れるかを検討し始めました。 ところが、この30年間、何も変わらなかったのです。農民団体の既得権を主張していて、今の農業破綻が生じたのですね。
(続く。次回で終わり。)
(問) 教科書フォーラムは多くの人々の支持を受け、期待を集めていますが、今年重点的に扱われた事業は何で、また来年はどんな活動計画を持っていらっしゃるんですか?
今年は4回フォーラムをしましたが、新年からは地方巡回講演などを通じて大衆的活動を強化する必要があるという考えです。文章もたくさん書くべきですが、大衆的な講演、出会いを通じて教科書フォーラムの支持を広げて行こうと思います。
2008年度から第8次教科課程が始まるので、今盛んに教科課程改訂作業が進行中です。可能ならこの過程に参加して、過程自体を公開するように要求もするつもりです。今は教科書編集指針を作る人が誰なのか、名簿さえ明らかにすることができないのですが、これが話になりますか? 可能な限り多様な専攻者が参加して、特に現代史に関する均衡の取れた文明史的叙述が成り立つように要求するつもりです。
(問)中・高等学校教科書を見れば、社会経済領域まで非常に偏向しているようですが、その問題までも扱う計画ですか?
私が見るには、社会経済教科書の問題は、韓国経済がこれまでどのように発展して来たのか、韓国経済の発展、経路や類型、それができるようにした主体的実践、国民経済として韓国経済が持つ特殊性を学生たちに教育していないという点です。二番目は、漠然と平等主義イデオロギーに即して企業や財閥、農業問題、中小企業問題に対して実状と離れた解釈、 偏向した平等主義的教育をしていると言えます。
先日も文章を書きましたが、韓国経済がこんなに高度に成長することができた原動力は、私たちの経済の内部にあったのではなく、アメリカが広げた世界自由主義貿易市場に能動的に参加することができたからです。国内には良質の労働力が存在したし、横には日本という世界第2の工業国が存在していたのです。
このような条件を利用して、いわゆる組み立て加工の形態で輸出貿易を起こし先進国の広い市場に売るという方式で蓄積の基礎を用意したので、古典的な産業革命を進めた18〜19世紀のイギリスなどに見られた労働者の低賃金搾取は、起きなかったのです。これは低賃金では無かったという意味ではなく、低賃金によって労働者の身長が小さくなるとか、教育を受けることができない都市貧民窟が世代間に亘って続くといった形態の、構造化された低賃金搾取による経済成長ではなかったということです。
農村も同じです。我が国はずっと高米価政策を取って来なかったですか? もう70年代から農民を中心に置かないまま農業という産業政策を続けて来たので、今日の状況になったのです。
70年代後半から経済企画院の官僚たちは、農村経済の核心は農業ではなく農民ではなければならないと考えたし、農村に工場、文化・観光産業をいかに取り入れるかを検討し始めました。 ところが、この30年間、何も変わらなかったのです。農民団体の既得権を主張していて、今の農業破綻が生じたのですね。
(続く。次回で終わり。)
これは メッセージ 3236 (trip_in_the_night さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/bdibf4bcta4na4bfa4aa4nffc4z5doc0bel_1/3237.html